とびきりの栗ぽろたん。

先日、『道の駅 美山ふれあい広場』の農作物を販売するコーナー『ふらっと美山』にて色々な野菜を買って来ました。その中でも特に目をひいたのが栗です。お店で買った時には、ラベルに『ポロタン』と書かれていたのですが、何の事?と思いながらも気にせず「大きな栗だ!栗ご飯かな?初めて渋皮煮を作ってみようかな?」と思いを巡らせながらお会計に持って行きました。

 

↓ 『ポロタン』と書かれていた大きな栗。

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オレンジ色のネットに入っているのがその栗で、大きさを比較する為に並べてみました。1粒出している栗の左側が今回購入した物。右側の小さなどんぐりサイズに見える栗が山の中で拾った栗です。この大きさ、明らかなる違いがあります。流石、栽培品種です!!!そして、翌日には「初めての渋皮煮を作ってみよう!こんなに大きいと作り甲斐も食べ応えもあるはず!」と思い、スーパーにて「普通の白いお砂糖よりも良いお砂糖にしよう!重曹は使う作り方と使わない作り方があるそうだけど、一先ず買っておこう」と意気揚々お買い物をしてきました。「さて、作ろう!」と言う段階になってオレンジ色のネットにくっついたラベル『ポロタン』の文字が気になりました。念の為…と調べてみると!農研機構のホームページに行きついた結果『ぽろたん』と言う品種である事が分かりました。そこには『ぽろたん』は、果実が大きく渋皮が簡単にむける画期的なニホングリ品種とあります。「え…?」渋皮煮を作るのに、渋皮が簡単にむけてはいけないのですが…!!更に別のサイトを見ると止めの一文「栗おこわに向いています。渋皮煮にはできません。渋皮煮には「利平栗」をお使いください」と。。。「手元の栗とお砂糖、重曹それぞれに視線をやりながら戸惑う私。結局、渋皮煮には出来ない事が分かり、栗ご飯用にする事としました。しかも、調べた情報通りに〝ぽろたん仕様〟です。


↓ 得た情報通りに鬼皮から渋皮に届く迄、しっかり切り込みを入れて3分足らず茹でます。茹でる他にもレンチンやオーブントースターでも良いそうです。要は、栗の表面が温まれば良いのです。

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↓ 上手くいけば、天津甘栗の様につるっとむけるそうです。ただし、冷えると渋皮がくっついてうまく取れなくなるらしいので、1度に3個ずつ。案外、この1度に3個ずつなのは手間が掛かります…。

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↓ 茹でたら、取り出して観察。鬼皮が外に反っています!!!

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↓ あれ?鬼皮だけむけちゃいました。これなら、渋皮煮も出来るのでは?と思いましたが、絶対ダメだそうです。煮ている間にべろべろに捲れるそうです。やっぱりダメか…。

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↓ 次の粒。お!いけるかも…と思いましたが、上部のみしか綺麗にむけず。

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銀杏をむく時に、軽く叩いてヒビを入れて、レンチンしてむき始めたものの段々冷えて綺麗にむけなくなって来るのと同じ感じでした。

↓ こちらは、旦那さんがむいてくれた『ぽろたん』です。お見事!!!きちんと、ポロッとむけて『ぽろたん』しています。

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1万年にも及ぶ日本の栗の中で、こんなにポロッとむける栗は無いそうです。品種改良の偉大さを改めて感じます。この品種、2006年10月4日に『くり農林8号』として登録された比較的新しい品種と言う事も分かりました。残念ながら、初の渋皮煮作りは叶いませんでしたが、おすすめされている栗ご飯や栗おこわにして頂きたいと思います。

 

では、また。