今年も母の思いが届く。

毎年恒例の『イカナゴ』のくぎ煮。昨年は解禁日に水揚げが全く無く、今年はどうか?と思う以前に母は先日手術をしたばかりでした。流石に今年は…と思いつつ、解禁日の前日に「今年は炊くの?明日解禁日だけど(イカナゴを買う為に)無理して並んだらあかんよ」と伝え、母も「今年は例年の様に寒い中、いつ買えるか分からないのに立ってなんて無理だし並べないわ…」との返事でした。よしよし、無理をしない事は良い事だと思っていると、解禁日当日の昨日に「イカナゴが手に入ったの!」と…。「え?!」と思いつつ、連絡をしかけたものの「イカナゴ炊いてるときは電話とかメールとか連絡して来ないで」と毎年言われる事を思い出し、その時は疑問を持ちつつもそのままにして、夜に確認をしました。すると明るく元気な声で「少し疲れたけど、炊けたわ!」と満足そうな声がしています。そして「今年はお父さんに並んでもらったの!」とも。まさかそんな手が出て来るとは思わず「あ、そうなの~。炊けて良かったね」と返事しました。そして予想通り「明日の午前中には届くはずだから」との事で、発送も完了したと聞き、なんと夫婦の連携が素晴らしい事で…と、感心しました。

 

↓ イカナゴ用の薄い容器にふんわりと入っています。イカナゴは深い容器だと、下になった魚に負担が掛かるのであえて薄い容器に入れます。

f:id:kuksa:20210307232356j:plain

 

昨年、初水揚げが全く無かったのに対し、今年は4カゴだったそうです。1カゴは25㎏とされています。不漁とされるここ5年で初競りの価格は最高値を更新したそうですが、販売価格は過去最高値の更新とはなっていなかったそうです。解禁日を遅らせ、漁が出来る期間を短くしている事もあって、初日にもかかわらず少し大きめでしたが、いつものことながら美味しく頂きました。旦那さんに至っては、夜ご飯のメニューを何とも言っていないのに夕方4時前には「今日はイカナゴを食べなあかんから、ご飯洗っといたよ~」といつもの倍、2合のご飯を洗って炊飯準備をしておいてくれました。今年の解禁日には、私の所・旦那さんの故郷・実家と3軒分炊けたそうですが、母の強い思いとそれをサポートする父の思い、どちらもしっかり届きました。

 

では、今日はここ迄。