長浜から竹生島へ・②。

今回は、長浜から『竹生島』への後半です。一昨日の午後、長浜港を出て『竹生島』へ向かいました。

 

↓ 1枚目の写真が微妙ですが…長浜港の船乗り場です。

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特に揺れるでも無く、30分の船旅です。ベビーちゃんは乗船体験は2度目ですが、前回『沖島』に訪れた際は往復爆睡だったので、実際には初めての様な物です。さてどうかな?と少し心配でしたが…ベビーちゃん船好き過ぎます!!!あまりに大興奮、お気に入りで『竹生島』に着いても下船拒否です。少々無理やり降ろしたのでご機嫌斜めになってしまいました。しかも、このタイミングで雨です…。「雨合羽も着ない!」となってしまいましたが、雨はすぐにやみました。一安心です。

 

↓ 参拝案内図を見ると「どうも階段が厳しいかな?」と予想しますが、それが残念ながらの大当たり!!!

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↓ 拝観料金の大人500円×2人分を買い求め、歩き出すと、ひたすら階段です。

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私たち大人にとっては、階段や急な坂道は無いに越した事が無いのですが、唯一テンションが上がる人が居ます…。それがベビーちゃん!階段を見ると課題と目標が明確になるのか、俄然やる気を出して黙々と歩みを進めます。

 

↓ 『宝厳寺(ほうごんじ)』の文字が見えました。『竹生島』には、お寺と神社が1つずつあります。『宝厳寺』へと続く階段は165段。その後も数えきれない程の階段がありますが、一先ず165段を乗り越えなければです。

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↓ 〝祈りの階段〟とも呼ばれる階段を上がりきると『宝厳寺』の本堂に到着です。

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↓ 鎌倉時代の特徴がみられる重要文化財の五重石塔。

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↓ 詳細な説明。

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↓ 不動明王の像。

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↓ 『宝厳寺』の本堂には沢山の〝お願いだるま〟があります。中に願い事を書いて入れるのだそうです。島全体がパワースポットとされる『竹生島』ですが、最近は若い世代にも注目されている様ですが、こちらのだるまは特に人気との事。

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↓ 〝お願いだるま〟は良く見ると、弁財天様です。

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先程も、島にはお寺と神社が1つずつあると書きましたが、西国三十三ヶ所観音巡りの三十番札所である『宝厳寺』と『竹生島神社』とも呼ばれる『都須夫麻神社(つくぶすまじんじゃ)』の2つです。現在は、『都須夫麻神社』は、明治に発布された「神仏分離令」によって『宝厳寺』から分離する形で建てられましたが、どちらの寺社も同じ神様の弁財天様をお祀りしています。

 

↓ 大きな大きな『モチノキ』が目をひきました。

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↓ 三重塔。江戸時代に消失し、現在は再建された物です。近くの桜の木がそそそろ開花しそうでした。

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↓ あちこちお参りする所があります。

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↓ ふと見下ろすと、帰りに乗る船が見えました。この高さからも、階段が多いとお分かり頂けると思います。左手側には唐門が張り出して来ています。

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↓ 唐門。元は、大阪城にあった唐門で、唯一現存する大阪城の遺構です。京都東山の『豊国廟』からの移築を経てここにやって来ました。全体は黒漆塗に豪華絢爛な装飾。桃山時代の雰囲気が生き続けています。

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↓ 現在は保存工事が行われており、足元には詳細の説明がありました。

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宝厳寺』ですが、由緒は古く神亀元年(724年)に、聖武天皇が天照皇大神からのお告げを受けたとして建立されたとされています。現在では、教科書に載っている歴史的人物も多くが足を運んだとされ、中でも有名な織田信長豊臣秀吉の記録も残されているそうです。

 

↓ 撫で仏の賓頭盧(びんずる)さんも相当古く、脆くなっているので優しくお願いしますとなっていました。

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↓ 未だまだ貴重な物が見られます。外から見ると、長い渡り廊下に見えますが、これは秀吉の朝鮮出兵の際の御座船『日本丸』の舟櫓を再利用して造られた『舟廊下』です。

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↓ こちらには〝国宝〟と書かれていますが、調べてみた所、重要文化財の様です。違うかな…?見上げてみると、確かに舟櫓を感じる構造です。

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↓ 『舟廊下』で繋がっていたのは『都久夫須麻神社(竹生島神社)』の本堂です。こちらは国宝。

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↓ 『都久夫須麻神社』を背中に、琵琶湖を眺めると、竹生島一とされる眺めが広がります。そこには、弁財天様の他に、水を司る龍神が祀られた『宮崎鳥居』があります。

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『宮崎鳥居』では『かわらけ』と呼ばれる素焼きのお皿を投げて、厄除けや願掛けを行う事が出来ます。ここでは、鳥居の間を潜る様に投げられると良いそうです。

 

↓ 近くには弁財天様のお姿もありました。

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↓ 足元には福小判。

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これだけ見ているとすぐに時間が過ぎますが、帰りの船の時間が近付きます。『竹生島』では、基本的に滞在時間は1時間前後に設定されています。乗船口で時間変更をすれば、次の便に遅らせる事で滞在時間を長くする事も可能ではある様です。また、私たちの様に船会社を往復で変えると、変更可能かどうかは分かりません。それに、船会社が別なので、長浜⇔竹生島彦根のコースは各船会社のホームページ内には出て来ないので注意が必要です。その場合は『エースJTB』のオプショナルツアーで確認すると見つけられます!

 

↓ さて、随分降りて来ました。先程歩いた『舟廊下』を支える柱の横を進みます。

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↓ 小さな御社。

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↓ 別の所からは、唐門を見上げる事も出来ます。

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帰りの船の時間にも十分間に合いました。少し、休憩です。幾つかのお土産屋さんやカフェがあります。ちょっと可愛らしい物もありました!!!

 

↓ 滋賀県が発祥の交通安全看板の〝飛び出し坊や〟のグッズです。名前は、とび太くん。

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↓ ちょっと大人っぽい歌かるた箋と琵琶湖のお魚がデザインされたノートが隣り合っているのもシュールです。

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↓ お魚ノートやカラーノートは植物の『葦(よし)』が原料に使われています。

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生産しているのは、『株式会社コクヨ工業滋賀』です。コクヨグループの工場として、ノート、伝票やコピー用紙を生産する工場を有し、学生時代には誰もが手にした事のある『Campusノート』を作っている工場なんだそうです。そんな会社が、地域貢献や環境保全活動の一環として取り組んでいるとの事。デザインも可愛らしく、魅力的な文房具でした。文房具マニアの私としては、つい夢中になってしまうコーナーでしたが、旦那さんは別の物を見つけて来ました。

 

↓ それが…焼き芋。「焼き芋売ってるって!」と、ニコニコでガオです。本人は気付いているのか分かりませんが、旦那さんは焼き芋が好きだと思います。

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↓ 看板に1日20個限定と書かれた焼き芋ですが、最後の1個を買う事が出来ました。近江牛まんも1つ購入。

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↓ 温かい物を食べて、売店を後にして乗船口へと向かいます。改めて『竹生島』を見上げると、階段と坂道の多い島です。足下にカメラを置いて、タイマーで家族写真を撮って船に乗り込みました。

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↓ 来る時は向かって左側の『べんてん』で長浜港と『竹生島』を結ぶ船に乗って来ました。帰りは向かって右側の赤い『赤備え船 直政』で彦根港へと渡りました。

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『赤備え船 直政』ですが、船体はとにかく赤いです。井伊家は戦の時に赤い甲冑を身にまとい攻める事から『井伊の赤備え』として名を馳せた事に因み、船首?には、家紋である『彦根橘』や旗印として使われていた『井桁』があしらわれているインパクト大な船です。長浜港から向かってくる時には船で大喜びをしていたベビーちゃんですが、帰りは睡魔に勝てず、父と娘で爆睡でした。また、彦根港到着後は、彦根駅までの無料シャトルが待機してくれているので、とても便利です。

 

これで、長浜と『竹生島』の日帰り旅行についてはおしまいです。

では、また近い内に!