憧れの和菓子屋さんへ。

京都に住んでいると「いつかは訪れてみたい!」と思う様な素敵なお店を知る機会も多く、知らず知らずの内に〝いつかは訪れてみたいリスト〟に追加されて行きます。そんな中の1つ、私の個人的な和菓子屋さん部門で不動の1位に君臨し続けていたお店に、遂に訪れる事が出来ました。

 

↓ 地下鉄『北大路』から徒歩10分程の場所にある『嘯月(しょうげつ)』です。

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お店の名前の『嘯月』とは、虎が月にむかって吼える様子を表す意味だそうで、先代が『虎屋』で修行されていた事に因んで付けられたそうです。色々な場面で、京都の和菓子屋さんの最高峰!和菓子嫌いな人こそ食べるべき!と言った口コミを目にします。それにしても、こちらのお店は完全予約制でお店のホームページ等もありません。欲しいとする日に作って頂けるのか、どんなお菓子があるのかも電話で確認する以外に知るすべがありません。ちょっとドキドキしますが、実際に電話をしてみると、お店の方はとにかく親切で色々と教えて下さいます。

 

↓ 予約の時間にお店に訪れると、同じ時間帯に予約された方が来られていたので、ベビーちゃんをベビーカーからおろして外で待ちました。真正面から見ると、風格すら感じる看板と暖簾に圧倒されます。

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↓ 待っている間に、お店の側面に飾られているお茶碗とお菓子を眺めます。

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先客がお店から出て来られたので、代わってお店の中へと入りました。硝子戸をひくと、すぐそこは受渡をするスペースで一般的な和菓子屋さんにある様なショーケースは有りません。予約の名前を告げると、すぐに準備をして下さいます。お声の雰囲気から「電話予約の際に色々教えて下さった方かな?」と思いつつ、お話をしました。その間、ベビーちゃんはチョロチョロとしています。お店の中に入ろうとするので、じっと待っていて欲しいのに…と思っていつつ「入れないよ!」と声を掛けると靴を脱ぎ始めます…。どうやら、きちんと靴を脱いで揃えれば入れると思った様ですが、そう言う意味では無いのです!そうこうしていると、お会計も終え、お店を出るタイミングになりました。すると、中から店主さんらしき男性がひょいと顔を出され、ベビーちゃんに「私は和菓子好きか?」と聞かれました。言葉がゆっくりなベビーちゃん、気持ちでは「好きです」と思っていても答える事が出来ないので代わりに「好きです!」と答えました。すると!「お菓子あげるから、待ってて」と言い残して中に入って行かれました。「あげるって、頂くの?」と驚いていると、上用饅頭(薯蕷饅頭)を手にベビーちゃんの近くへ来て下さり、本当に1つ下さいました。丁度、閉店間際の時間帯だった事もあり、声を掛けて下さった様です。そしてベビーちゃん、再度ベビーカーの中におさまると、頂いたお菓子をしげしげと眺めています。「食べて良いよ」と言うと、小さく小さく割ってそっと口に運びました。もぐもぐする事、5秒程…大きな大きな声で「美味しい!」の感想ととびきりの笑顔が出ました。

 

↓ 帰宅後に紙袋の中を覗いて見ると、先ずはお店の案内が2枚。写真は案内の表と裏。

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↓ 今回は進物用と自宅用の2箱をお願いしていたので有料包装と簡易包装の2つが出て来ました。

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↓ 自宅用の簡易包装をちょっと開けて見てみました。

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手前から、きんとんの〝木枯らし〟・真ん中の上用饅頭が〝ゆきわ〟・ういろ菓子の〝初冬のかおり〟です。〝初冬の香り〟は山茶花(さざんか)だそうです。ベビーちゃんが頂いたお菓子が真ん中の〝ゆきわ〟でした。私も「ちょっと頂戴!」とベビーちゃんから5分の1程貰ったのですが、どんなに小さくてももっちりとした食感とすっと溶ける様な餡の美味しさを感じる事が出来ました。今はとにかく、早く食べたいなぁ~との思いが頭をグルグルしています。

 

では、今日はここ迄。