北山時雨に柚子が香る。

今日は毎年恒例の『妙満寺』で開催される『大根だき』に行って来ました。この時期になると、京都のあちこちで見られるイベントですが、我が家では比較的空いている『妙満寺』に訪れるのが決まりとなっています。

 

↓ 朝から雨が降ったりやんだり…『北山時雨』の中、行って来ました。

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晩秋から冬になって少し過ぎた今頃、時雨にあう事があります。『時雨(しぐれ)』は「過ぐる」から転じたとされており、通り雨の事を指します。そもそも『時雨』は日本全国どこでも多く発生するのでは無く、日本海側や京都の盆地、各地の山間部を中心に見られる現象だそうです。一般的に、北西の季節風に流された雲が日本海側から南下する際に盆地等で雨を降らせる事で発生します。その為『時雨』の名所?では地域の名前とあわせて『~時雨』と言う言葉があり、中でも有名な場所の1つが、京都の北部にあたる北山の『北山時雨』です。最近は『北山時雨』が本当に多く、雨が上がった後に空を見上げると『時雨虹』に遭遇する確率も高いです。

 

では、ここで『大根だき』に話を戻して…

 

↓ 『大根だき』に用いられる大根と絵馬。

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↓ 絵馬の赤い紐はその場で結んでおられました…。

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↓ 『大根だき』2碗。ベビーちゃんは1人で1人前を食べきれないので私と一緒に食べました。ふわふわと湯気にのって柚子の香りが広がります。大根2つと大きなお揚げさんが1枚。

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↓ 山菜おこわも販売されています。大根だけだと後程お腹が空いてしまうので、いつも山菜おこわも一緒にいただきます。これで完璧!お腹いっぱいです。

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↓ お参りの為に階段を上って振り返ると『比叡山』が良く見えました。

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↓ 俳諧の祖とされる松永貞徳が造営した『雪の庭』も見学。

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↓ 床の間には黄色い果実の形が個性的なフォックスフェイスが飾られていました。ナス科の植物で『ツノナス』とも呼ばれるそうです。

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↓ 襖紙には光の加減で紋様が浮かび上がっていました。こちらは『三つ竜胆橘(みつりんどうたちばな)』と言う『妙満寺』の宗教の紋様だそうです。本日『大根だき』の御接待をして下さっていた方々が御召の法被?の背中にも同じ紋様がありました。

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↓ 外からも室内が見えていました。

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↓ また雨が降り出しそうな空模様。やはり、この後の帰路でも『北山時雨』にあいました。

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温かい大根を頂いて、厄除招福、健康間違いなしです!!!

 

では、今日はここ迄。