洛北の紅葉は少し早い。

七五三の翌日、旦那さんの両親と洛北観光をしました。旦那さんのお父さんである米子パパが『岩倉具視幽棲旧宅(いわくらともみゆうせいきゅうたく)』に興味があるとの事で、岩倉周辺へ向かいました。

 

↓ やはり洛北、既に紅葉が始まっている場所もありました。市内中心部に比べると見頃も早く迎えます。写真は『岩倉具視幽棲旧宅』の庭から出た紅葉です。

f:id:kuksa:20191105204402j:plain

 

↓ 訪れてみると『関西文化の日』とやらで無料でした。しかも、この日は解説付きで、岩倉具視に関する詳しいお話を聞かせて頂きました。岩倉具視について興味のあった米子パパにはぴったりです。

f:id:kuksa:20191105204430j:plain

 

個人的には、歴史的な事は驚きは無かったのですが、俳優?歌手?の若大将こと加山雄三さんが岩倉具視の曾孫に当たると知った事が解説の中で最も印象に残りました。どうやら、他にも芸能人の子孫の方がいらっしゃる様です。

 

↓ 遺髪が埋められた碑。右側には小さな石碑があり、それは岩倉具視の奥さんの物だそうです。

f:id:kuksa:20191105204614j:plain

 

↓ ここで米子パパが気になった文字がありました。米子パパは古文書や漢字?に関心があり、電子辞書を持ち歩いているのでどこでも調べます。気になった文字は『岩倉村瘞髪碑』の〝瘞〟です。検索では中々出てこないので手書き検索しました。

f:id:kuksa:20191105204633j:plain

 

この漢字の意味は〝埋める(うずめる)〟と言う意味だそうです。1つ賢くなりました。その後も、同じ敷地に建つ『対岳文庫』にて、歴史的資料や石碑の拓本を見学しました。『岩倉具視幽棲旧宅』については、今年の7月30日にもブログに書いているので詳細は省略です。続いては、前回の洛北散策では訪れなかった辺りについてです。

 

↓ 今回も『実相院』は通過です。祝日の為か国旗が掲揚されていました。

f:id:kuksa:20191105204704j:plain

 

『実相院』のすぐ近くには、幾つか史跡の案内が出ています。ですが、全体的に病院の敷地内?の辺りを通る様になっているので入って良いものかどうか少し迷います。病院の人に道を教えて頂きながら最初に到着したのがここ。

 

↓ 『岩倉陵』です。宮内庁の管轄である事は分かりますが、詳しい事は分かりません。案内には、昌子内親王の陵であるとなっています。

f:id:kuksa:20191105204837j:plain

 

↓ 帰宅後に調べてみると、昌子内親王(しょうしないしんのう/まさこないしんのう)は、第63代冷泉天皇中宮で、第61代朱雀天皇の第一皇女との事でした。

f:id:kuksa:20191105204935j:plain

 

↓ 更に進むと、滝がありました。『実相院』近くの案内では〝滝〟となっていたので大きな滝をイメージしていましたが、少し違った様です。

f:id:kuksa:20191105205045j:plain

 

↓ 滝の名前は『不動の滝(妙見の滝)』だそうです。

f:id:kuksa:20191105205009j:plain

 

↓ 滝を見終えてぐるりと回って来ると、『石座神社(いわくらじんじゃ)』へ出ました。

f:id:kuksa:20191105205124j:plain

 

洛北のこの辺りの地名を現在では『岩倉』と書きますが、元々〝いわくら〟の名前は古代の磐座信仰に基づく物であるのに加え、平安京の造営時に都を守る為に京の四方(東西南北)に岩蔵が設けられた事にも由来すると言われています。よって、平安時代の文献には『石蔵』と記されており、現在の『岩倉』の文字となったのは鎌倉時代以降だそうです。その為、多くの人が勘違いをしがちな「岩倉具視が居た時期があるから岩倉の名が付いた」と言うのは正しくないのです。

 

↓ 『石座神社』では秋祭として、松明を使った神事があるそうです。京都の北の方では、火祭が多い様に思います。有名なのは『鞍馬の火祭』ですが、美山や久多、雲ケ畑等あちこちで松上げと呼ばれる火祭の一種が行われます。

f:id:kuksa:20191105205150j:plain

 

これで、ぐるっと一周して来ました。この後は、紙製品を求めて西陣にある『唐紙工房 かみ添(からかみこうぼう かみそえ)』に行きました。

 

↓ 続いて、ランチに向かったのは『山中油店』の併設カフェ『綾綺殿(りょうきでん)』です。

f:id:kuksa:20191105210510j:plain

 

『綾綺殿(りょうきでん)』の良い所はお店の駐車場が大きくて複数ある点です。街の中心部へ行ってしまうと、駐車場を探してぐるぐる~、そしてやっとの思いで見つけても満車!となりがちですが、ここは大丈夫です。それにしても、なんだか量が増えた?のか、今迄で1番お腹が一杯になりました。結果、この日の夜ご飯は手抜きになりました…。

 

七五三の当日、旦那さんの両親が京都に宿泊して下さったので、2日間に渡って楽しい時間を過ごす事が出来ました。ホテルも私たちの自宅近くにして下さっていたので待ち合わせもしやすく、食事も一緒にする機会が持てて良かったです。是非また、京都に来て欲しく思います。

 

では、また。