夏越天神と大茅の輪①。

未だ梅雨入りをしていない京都ですが、観測史上最も遅いのだそうです。確かに雨は少なく、朝晩は涼しいですが、やはり日中は蒸し暑くなってきました。京都の夏はたっぷりの湿気と暑さで中々過ごしにくいものです。そんな季節になると訪れる伝統的な行事が「夏越の祓(なごしのはらえ)』です。『夏越の祓』は、全国の神社を中心に行われ、今年1年の前半、半年間の厄災を祓い清める儀式の事です。多くの場合は、6月30日に行われるのですが『北野天満宮』では、6月30日の『夏越の祓』の前に毎月開催されている25日の天神さんにあわせて『夏越天神・大茅の輪くぐり(おおちのわくぐり)』が行われます。と言う事で、暫く雨予報なので「夏越の祓当日は雨では?」と思い、一足早く行われる『北野天満宮』へ行って来ました。

↓ 大きな鳥居。足下の参道周辺には天神山の露店・屋台が並びます。

f:id:kuksa:20190625232915j:plain

 

↓ 定番のたこ焼き屋さん等の他、植物のお店も発見。

f:id:kuksa:20190625232939j:plain

 

↓ 七味唐辛子屋さんもありましたが、稲荷名物だそうです。伏見からでしょうか?修学旅行生が沢山集まって購入していました。

f:id:kuksa:20190625233004j:plain 

 それにしても、どの写真も「どこを撮っているの?」と思う様な空の近くばかりです。その理由は…とにかく人が多かったからです。普通の角度で写真を撮ろうにも、他の参拝者の方々を多く捉えてしまいます。よって、早々に諦めてギリギリの角度で撮影です。

 

↓ 楼門の大茅の輪。何だかおかしいですよね?輪っかになっていないのです…。この茅の輪、元々は〝輪〟と言うだけあって、きちんとした輪でした。しかし、多くの参拝者によって引き抜かれてしまい、こんな姿になっています。

f:id:kuksa:20190625233023j:plain

 

私とベビーちゃんが訪れたのはお昼前。すると9時の開門後、3時間も経過していないのにこうなってしまった様です。『北野天満宮』も「茅の輪のお持ち帰りはけがれを持ち帰ることになります」として、材料となっている茅(カヤ)を抜いてしまわない様に注意を呼び掛けていますが、この茅を持ち帰る事に御利益があると感じる方々もいらっしゃる様子です…。直径5メートル、重さ1.5トンで京都で1番大きな茅の輪が残念な姿です。

 

↓ それでも大丈夫です。こちらの写真の右寄りの下側にも小さく写っていますが、小さな茅の輪が用意されていますので『茅の輪くぐり』は可能です。また、茅の輪と共に参道や本殿周辺を彩っているのが七夕の短冊です。

f:id:kuksa:20190625233114j:plain

 

↓ そしてそして!持ち帰ってはならない茅をこっそり引き抜かなくても、きちんと小さな茅の輪が授与品コーナーに並んでいます。

f:id:kuksa:20190625233138j:plain

 

今日はお仕事で一緒には来られなかった旦那さんに、ベビーちゃんがお土産として〝パパ用茅の輪〟を選んであげていました。

 

↓ 話が行ったり来たりしますが、七夕の願い事を各短冊も描く事が出来ます。

f:id:kuksa:20190625233220j:plain

 

↓ ベビーちゃんは未だ文字は書けません。そこで「一緒に何か書く?」と提案してみましたが、反応はイマイチ。どうやらベビーちゃんは自分で書くよりも他の方が書いた願い事が風邪に揺られてひらひらとする様子を眺める方が良かった様です…。

f:id:kuksa:20190625233252j:plain

 

↓ こちらがベビーちゃんが選んだミニ茅の輪。袋に入っていますが、紐の部分が少し開いています。その小さな穴から、清々しい干し草の様な茅の香りが感じられました。

f:id:kuksa:20190625233314j:plain

 

ピーク時を過ぎた頃ではありましたが、それでも混雑していました。ですが、伝統的な行事をまた1つ味わう事が出来ました。

この後、近くの『平野神社』や気になっていたどら焼き屋さんにも足を延ばしました。その様子は、また明日。

 

今日はここ迄。