沖島・近江八幡の旅①。

昨日の金曜日、親子3人で滋賀県の『沖島』と近江八幡へ日帰り旅行に出掛けて来ました。ここ最近は、旦那さんのお仕事が忙しく、中々ゆっくりとした時間を確保する事が出来ていませんでした。そんな中、仕事の状況的に有休をとる事が出来そう!との事で、金曜日をお休みにして3連休として、その初日に向かったのが琵琶湖に浮かぶ島『沖島』でした。近江八幡は以前にも訪れた事があり、通り道なので寄る事にしたのです。さて『沖島』ですが、初めて知ったきっかけはテレビ番組で紹介されていたのを偶然目にしたからです。私はその時「そんな島があるんだ~」位にしか思っていなかったのですが、旦那さんは「いつか行ってみたい!」と思っていた様です。

 

↓ 『沖島』はJR近江八幡駅からバスで35分程の距離にある『堀切港』から向かいます。『堀切港』には沢山の船が停泊しています。

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↓ 桟橋には『沖島』訪問に関する8つのお願いが書かれています。しっかり読んで守ります。

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↓ 『沖島通船』を利用。船の中には、船に関する時刻表や近江八幡駅と『堀切港』を結ぶバスの時刻表が置かれていました。バスは2種類、1つは近江鉄道のバスでもう1つは『あかこんバス』と呼ばれる市民バスです。近江鉄道のバスは片道700円以上しますが『あかこんバス』は200円で行けてしまいます。

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ただし『あかこんバス』は平日のみの運行で、船との時間が連絡されていない事、ダイヤ変更がなされているのに古いダイヤが掲載されている場合がある事、数が少ない等の不都合がありますが、安くて親切な運転手さんなのが魅力です。私たちも時間の関係上、往路は近江鉄道のバスで、復路は『あかこんバス』を利用しました。

 

↓ 船内の乗客は、私たち親子と『沖島』の方らしきおばあちゃん1名のみでした。折角船に乗ったので、ベビーちゃんに船を楽しませあげようと思っていましたが、早起きした為、ベビーちゃんは爆睡でした…。

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乗船時間は10分程。島に上陸するも、何をしてどこを目指せば良いのか分かりません。事前に印刷をして行った地図を見て、とりあえず『弁財天』を目指しました。

 

↓ 目に飛び込んで来るのは、カラフルな漁網です。ピンクや水色、黄色に黄緑、彩り豊かです。

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沖島』と言えば、猫が多い〝猫島〟だと聞いていました。ですが、思った程、猫に遭遇する事はありませんでした。

 

↓ 第1島猫。あまり人懐っこくありませんが、逃げる事はしません。

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↓ 第2島猫。とても人懐っこく、近くに寄って来ます。「何かちょ~だい」とおねだりしています。未だ爆睡中のベビーちゃんのベビーカーにもすり寄りますが『沖島』訪問に関する8つのお願いの所で、猫に食べ物をあげないで!とあったので守ります。

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↓ それでも、第2島猫はついて来ます。どうやったら貰えるのかを知っているのか、色々なポーズをとってねだります。

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↓ コロコロしてみたり、おいでおいでをする様に片手をこまねいてみたり…でも、何もあげられません。随分な距離、ついて来ていましたが、流石に途中で諦めて草の上で寝そべって来なくなりました。

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↓ 第3島猫。タイヤの後ろで休んでいました。「あ、こんな所に!」と声を掛けると、さっさと行ってしまいました。

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↓ 第4島猫。未だ子猫の様で、小さい子でした。今回の訪問で出会った猫は以上でした。猫が大好きな人には、ちょっと物足りない〝猫島〟でした。私は、最近でこそ猫が大丈夫になりましたが、ちょっと苦手な位だったので十分楽しめました。

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そして、島での名物と言えば三輪車と缶です。島内は車が走行できる様な道幅はありません。その為、信号も無いそうです。その結果、島内の人々の移動には三輪車が主に使われています。その三輪車のサドルを雨や直射日光から守っているのが缶だそうです。

 

↓ 確かに、目にする三輪車の全てに缶がのせられていました。日常において、ビニール袋を掛けた自転車を見掛ける事はあっても、缶をのせると言うのは珍しいと思います。

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↓ 『弁財天』に向かう途中、お店を見つけました。金色の魚が目立つお店『沖島港屋』です。ここでは、湖魚を使った佃煮の販売がありました。

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↓ 訪れた時には左手側のアユの佃煮とえびと豆の佃煮がパックに詰められて販売されていました。旦那さんが試食をした結果、アユの佃煮を買いたいとの事。お店の営業時間を確認して『弁財天』から戻って来る時に買う事にしました。その後、忘れず購入出来ました!

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↓ 佃煮になる前のアユが袋に一杯入っています。

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↓ 『弁財天』へ向かう道には、小さな畑が続きます。島内には1000円で借りられる事から名付けられた『千円畑』と言う畑もあります。

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↓ 小学校も抜けてどんどん歩き進むと、緑が綺麗な道になりました。畑仕事をされている奥様に「弁財天はこちらであっていますか?」と聞くと、もう少し先だと教えて下さいました。島民の皆さん、本当に親切です。

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↓ 着きました!『弁財天』です。『厳島神社』とも呼ばれているそうです。ここには鳥居があるだけ。湖側にも鳥居があるだけ。急な階段を上る必要がありそうです…。ベビーちゃんも自力で上がりました。

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↓ 到着!ここで鈴を鳴らしました。他には特に何もありません。

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↓ 湖側を眺めると、少し曇ってはいるものの良い眺めでした。階段下の湖側の鳥居が見えています。

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そろそろお腹も空いて来たので、階段を下りて大きな鳥居の下で持参したおにぎりを食べる事にしました。おにぎりを食べた後、再度漁港側へと戻ります。『沖島』の人々はお花好きな方が多い様で、家の周囲には色々なお花が植えられていました。

 

↓ お花と漁網。広々とした琵琶湖を前に、海と勘違いしますが、ここは湖で淡水です。だからこそ、塩の被害も無く植物が育っているのですが、つい海なのでは?と思ってしまいます。

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↓ 消防車も走る事が出来ませんので、火事に備えるのは消防艇です。

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漁港には、漁師さんの奥様たちが運営する『湖島婦貴の会』のお店?があります。ここでは、湖で獲れる物や島で作られている作物を使ったお土産の購入や食事が出来ます。

 

↓ 島限定販売のえびせん。味は2種類で青が塩味、赤がマヨネーズ味です。

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↓ 八朔の皮を加工した八朔ピールは甘さ控えめで美味しかったです。1パック購入しました。

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↓ 『沖島』では、サツマイモの栽培が盛んで、サツマイモの入ったアイスクリームがありました。他に、『沖の雫』と言う芋焼酎も人気なんだそうです。

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↓ アイスクリームのパッケージには、可愛らしい琵琶湖の魚のイラストが描かれています。

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島に到着後、向かって右手側にある『弁財天』を目指しましたが、八朔ピールやアイスクリームを食べてからは左手側のエリアに向かいました。

 

↓ 『奥津嶋神社』です。藤原不比等の建立に始まる古い神社だそうです。〝奥〟はオクと読まずにオキと読み、オキツシマ神社が正しい読み方です。

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↓ ここも長い階段を上がるので、眺めの良い場所でした。

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↓ 絵馬が幾つも掛けてありました。

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↓ 島内唯一の郵便局です。ここで手紙を出すと、特別な消印を押して貰えるそうですが、今回はどこにもお手紙を出しませんでした。

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↓ 資料館もあります。この時は休館?だった様で、中に扉があり、そこから先へは入る事が出来ませんでした。休館時は電話して下さいとありましたが、流石にお呼び出しするのは申し訳無いので、外から眺めました。

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↓ ここでも漁網。漁に関する道具や…

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↓ 農作業に関する道具が見られました。

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↓ 島内唯一?のカフェ『いっぷくどう』ですが、こちらもお休み。不定休とあったので、事前予約と週末のみの営業かな?と思いました。でも大丈夫!そんな事もあると思い、沢山の飲み物やお菓子を持参していました。

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↓ こんな所に〝飛び出し坊や〟です。この交通安全看板?は滋賀県発祥だそうです。

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↓ 島内にある2つのお寺の1つ。『西福寺』です。

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↓ もう1つは『願證寺』です。

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島内はどこも細い路地が続いています。漁港から小学校方面へと続く路地は〝ホンミチ〟の名前があります。幅は2メートル位あるそうですが、実際に歩いてみると、もっと狭く感じます。大きな傘を開いた状態で同じ高さですれ違おうとするとぶつかりそうです。

 

↓ そんな軒と軒が重なり合って連なる路地の両サイドには、洗濯機や履物が置いてあったり写真の様な手袋が干してあったりします。とにかく長閑な雰囲気です。

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↓ 漁港の前には『漁村の碑』が立てられています。長く漁業で生計を立てられてきた先人への感謝と魚貝の供養として毎年秋に法要が行われています。

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他にも、ケンケン山や見晴らしの広場等、幾つかの見るべき場所がありますが、今回は帰りの船の時間の都合もあり、この位にしました。船の時間迄、約30分。湖畔らしいさっぱりとした風に吹かれながら休憩です。ふと横を見ると、旦那さんもベビーちゃんも2人して寝ています…。「絶対、起こして貰えると思ってるよなぁ」と思いつつ、寝顔を眺めます。

 

↓ 『沖島』への入口には『沖島願い鐘』があります。2016年の春に出来たそうです。

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日本で唯一の人が住む、湖に浮かぶ島『沖島』には、ゆったりとした時間が流れていました。

次回は『沖島近江八幡の旅』の後半として、近江八幡編をお届けします。

では、お楽しみに。