台南出張に同行する③。

今回のテーマは、台南で食べるなら…にしたいと思います!初回には、食材を扱う市場や屋台の夜市、前回は観光の歴史的建造物でしたが、どちらにしても、長時間観光をしていればお腹が空いて来ます。それに、お茶をして休憩をしたり甘い物を食べて一息ついたりしたくなるものです。と言う事で、今回は台南滞在中に訪れたお店をご紹介したいと思います。台南は、歴史の町でもありますが、美食の街や小吃(シャオチ―)と呼ばれる小皿料理の発展した食の都でもあります。各お店の場所については、お店の名前で検索して頂けると分かるはずです。では早速…

 

↓ 台南で1番有名かもしれないお店『度小月』です。そしてここの名物は写真左下の担仔麺です。

f:id:kuksa:20181130124954j:plain

 

4代続く1895年の創業で老舗の麺屋さんです。創業者の洪芋頭氏は、元々漁師さんです。しかし、毎年4~5月と9月は、嵐が吹き海が荒れる為、この時期は閑散期の「小月」と呼ばれていました。そんな中、漁を休んでいては生活が厳しくなる一方なので、何とか打開しようと麺売りをしていた老人に教えを乞い、担仔麺を誕生させました。ここから、小月を過ごすという意味の度小月という名前がつき、天秤棒を担いで売り続けたそうです。現在では、店舗も複数構える迄になっています。

 

↓ 現在も昔と変わらず鉄鍋に木の蓋、陶器の甕等を用いているそうです。

f:id:kuksa:20181130125038j:plain

  

↓ お次は『友誠蝦仁肉圓』の肉圓です。ガイドブックでは、プリプリとした皮が魅力とありました。私、プリプリした食感の食べ物が大好きです。でも…これはプリプリでは無く、ぶよぶよです!正直、好みが分かれそうな食感と味わいですが、口コミを見れば美味しいと感じる方も多い様なので、好みかな~?と思います。

f:id:kuksa:20181130125128j:plain

 

中のエビもプリプリを期待していたのですが、どちらかと言うと、干しエビ的食感と香りで、これまた私個人としては好みでは無かったので残念でした。

 

↓ エビ繋がりでもう1ヶ所。台南名物の1つ蝦仁飯(エビ飯)です。有名な『矮仔成蝦仁飯』にて頂きました。

f:id:kuksa:20181130125231j:plain

 

蝦仁飯は、有名店が2つあります。海安路と言う大きな道路を挟んで北西側に『集品蝦仁飯』と南東側に『矮仔成蝦仁飯』と、対角に位置しています。今回訪れたのは南東側の『矮仔成蝦仁飯』でしたが、2つのお店の大きな違いは〝つゆだく〟気味かどうか、エビ追加が可能かどうかの様です。『矮仔成蝦仁飯』はどちらも「いいえ」であり〝つゆだく〟気味でも無ければ、エビの追加も出来ません。ですが、どうしてこちらを選んだのか?と言えば、某MAPにてグイ~ンと拡大縮小をしていると『矮仔成蝦仁飯』の名前の方が長く出ていたから…と言う単純な理由です。そして、場合によっては両方食べ比べをしてみようかとも思いましたが、見た目以上に甘辛くて濃い味わいだったので、片方だけとなったのです。

 

↓ こちらは『再發號肉粽』です。1872年創業、ちまき一筋の老舗です。

f:id:kuksa:20181130125328j:plain

 

↓ かなり大きいです。種類は3種類。分かりやすく表現すると、普通サイズに普通具材の普通、ちょっと大きめサイズでちょっと豪華具材の豪華版、めっちゃ大きなサイズで豪華過ぎる具材の超豪華版の3種類と言った感じです。写真はちょっと豪華版です。

f:id:kuksa:20181130125415j:plain

 

普通でもそこそこ大きいのですが、豪華版や超豪華版となると両掌サイズでかなりのボリュームです。この日は夜ご飯がこの粽となりました。お腹いっぱいになります。台南らしい甘辛い感じの味付けではありますが、比較的優しく美味しいです。日本で端午の節句の際に食べる粽は細いお菓子ですが、台南でも端午の節句には粽を食べますが、この食事タイプの粽だそうです。その日には、1万個も売れるそうで、驚きです。

 

↓ 定食で注文していますが、お店は『周氏蝦巻』です。写真右端の春巻状の物が有名なお店です。

f:id:kuksa:20181130125611j:plain

 

↓ 旦那さんが頼んだセットには『排骨』もついていました。豚の骨付き肉を揚げた名物です。

f:id:kuksa:20181130125634j:plain

 

こちらのお店、本店は『安平』と言う中心部から少し離れた郊外の街にあります。ですが、中心部にある『新光三越』の足下にも支店があります。ここで注意です!台南には『新光三越』が2店舗あります。今回のお店が近くにあるのは〝台南中山店〟です。もう1つは〝台南新天地店〟と言います。

 

↓ 更に『安平』に本店があるお店と言えばこちらもご紹介しなければなりません!豆乳をすまし粉で固めた〝豆花〟の有名店です。なんと『周氏蝦巻』のお店と隣り合っています。

f:id:kuksa:20181130125704j:plain

 

↓ 左側がプレーンの豆花にタピオカトッピング、右側が竹炭入豆花にタピオカトッピングです。滞在中3回も食べました。支店もあります。とにかく美味しい豆花ですが、豆乳があまり好きではないタイプの人は写真手前の竹炭入りを注文すると良いと思います。豆乳の臭みが消えています!

f:id:kuksa:20181130125744j:plain

 

↓ 次に、インパクトのある台南名物をご紹介します。『棺桶パン』の発祥の地で『崁點心店』というお店です。

f:id:kuksa:20181130125830j:plain

 

↓ 漢字の通り、棺桶のパンです。

f:id:kuksa:20181130125850j:plain

 

揚げた食パンの中に入っているシチューもイメージ通りの味です。外側の食パンは揚げてあるのでサクサク、中には熱いシチューです。このお店で最もインパクトがあったのは店員さんです。ビックリする程、愛想が無いお店です。注文をしようと思っても机を拭いていて放置。。。等々、全ての段階で放置されます。最初は私が言葉が分からないから?とも思いましたが、明らかに現地の人にも同じ対応で、全く関係ありませんでした。

 

↓ 『一品塘手工杏仁奶酪』の杏仁豆腐。屋外で頂くのですが、人は少なく、のんびりと休めます。

f:id:kuksa:20181130125934j:plain

 

↓  同じく〝甘い系〟ですが『莉莉水果店』です。フルーツショップで店頭には色々なフルーツが並べてあります。

f:id:kuksa:20181130131503j:plain

 

↓ 注文したのはマンゴーのかき氷です。マンゴーとプリン、この時点では未だ何か分からない黄緑色の物体にレモンがのっていました。そして、かき氷の横に写っているのは、バナナが大好きなベビーちゃん用に注文をしたバナナです。

f:id:kuksa:20181130130043j:plain

 

そして、このかき氷の中には、気になる黄緑色の果物がありました。味としては、とにかく甘酸っぱく食感も良いのです!!結局、何か分からないので店員さんに「これ、何?」と英語で聞きました。すると、どうした事か店員さんは店の奥に入ってしまうのでした。暫く待っていると、店員さんの手元には、この器がありました。

 

↓ 黄緑色の果物がのった器。

f:id:kuksa:20181130130100j:plain

 

そして、店員さんは「はい、どうぞ」と…。いやいや、これを渡されても、何なのかは分かりません。すると、店員さんは、少し日本語の分かるおじさんに話していました。待つ事10秒。「それ、サービス、どうぞ。サービスね」とおじさんが言ってくれます。あれれ?私はこれが何なのかを聞きたかったのです。しかし、どうやら「美味しいから、これもっと頂戴!」と理解された様です。は、恥ずかしい…。そして、おじさんに再度何なのかをお聞きすると、緑のマンゴー=若くて熟していないマンゴーだと教えてくれました。問題解決です。その間、ベビーちゃんは気にせず、一口サイズに切られたバナナを美味しそうに食べていました。ここ迄、台湾らしさ満載の食事でしたが、ここからは夜ご飯に実用的なお店を2つご紹介します。

 

↓ ミシュランのグリーンガイドでもおススメされていると書かれた看板が印象的なお店『上海華都小吃』です。日頃お世話になっいる、いつもの奥様からもお聞きしていたお店です。

f:id:kuksa:20181130130224j:plain

 

↓ 最初は小籠包!ここの小籠包は松の葉を敷いて蒸してあります。

f:id:kuksa:20181130130343j:plain

 

↓ 小籠包を全部食べてから覗いてみると…真っ黒になった松の葉が敷き詰められていました。

f:id:kuksa:20181130130402j:plain

 

とても食べやすくて美味しい小籠包でした。私たち日本人は台湾=小籠包と思っていますが、実は現地の人にとってはそうでもないらしいです。更に、台南では台北の様に小籠包を食べられるお店が点在しているわけではありません。こちらのお店では、他にも炒飯や中華風あんかけ焼きそば、揚げパン等を注文しました。中華風あんかけ焼きそばだけは驚きの大量っぷりででしたが、どれも美味しく食べました。個人的には、台南料理の八角の香りと甘辛い味付けに少し疲れていたので、特に嬉しく感じました。

 

↓ 同じく、上海や小籠包と言う文字が並ぶお店ですが『上海好味道小籠湯包』もご紹介したいです!たまたま現地の地図を見ていて口コミの評価も高く「行ってみよう!」と思い立って行ってみたお店ですが、総合的に見て台南で最も美味しい夜ご飯にありつけたレストランの様に思います。

f:id:kuksa:20181130130450j:plain

 

↓ 注文方法は台南に多い注文票に希望の数量を書き込み店員さんに渡すのですが、これらの冷たいおかずや前菜は各自大きな冷蔵になった棚から取ります。後程、店員さんがテーブルにて注文票に書き込んでくれるので、お好きにどうぞといった感じです。

f:id:kuksa:20181130130606j:plain

 

↓ やって来ました!小籠包。熱々で美味しいです。生姜がお店の中央の棚に置かれているので、これも好きなだけ取って来るセルフサービスです。

f:id:kuksa:20181130130512j:plain

 

↓ エビ餃子。これもプリプリで美味しいです。肉圓の所でも書きましたが、私はプリプリ食感が好きなので、食べたかったのはこのタイプです。

f:id:kuksa:20181130130539j:plain

 

↓ イカのすり身団子。食感が良いです。むっちりプリプリでした。

f:id:kuksa:20181130130627j:plain

  

↓ 貝が大好きなベビーちゃん用にとハマグリとヘチマのお料理を注文しましたが、何故かベビーちゃんがあまり好んで食べません…。試しに食べてみると、どうやらお酒の様な香りが強くします。結果、大人が食べました。ヘチマも独特の味わいなので、これはあまり馴染みのない味でした。残念!

f:id:kuksa:20181130130647j:plain

 

↓ 春巻と水餃子の胡麻だれらしき物。春巻もベビーちゃんの好物なので注文したのですが、中身が熱くとろとろだったので、あまり食べず…。結局、大人もそんなに食べられないので、春巻はホテルに持ち帰りました。私としては、右下の水餃子が美味しかったです。

f:id:kuksa:20181130130707j:plain

 

「台南で夜ご飯を食べるならどこがおススメですか?」と聞かれれば、こちらのお店をお教えするかな?と思う位に気に入りました。特に、私の様に八角の香りと甘辛い味付けに疲れるタイプにぴったりです。ただし、観光の中心部である台南駅より西側では無く東側にある為、地図でしっかり場所の確認をしてから訪れる方が良いと思います。線路に阻まれるので、少し行き辛いです。私たちは行きはタクシー、帰りは徒歩にしましたが、夜だった事もあり、それなりに迷子になりました。続いては、今回の台南滞在で「行ってみたいな~」と思っていたカフェについてです。おしゃれなお店や可愛らしいお店は他にもありますが、ここにしか無いお店があるのです!それが…

 

↓ 見たまんまのお店『窄門珈琲』です。幅40㎝も無い程の入口になっているお店です。場所は『台南孔子廟』の前ですが、多くの人は気付いていません…。ベビーちゃんには丁度のサイズですが、身幅のある私が通ると「確かに狭い!」です。それでも、普通に歩ける幅はあります。

f:id:kuksa:20181130130815j:plain

 

↓ 隙間の道と狭い階段を上がると素敵な空間の登場です。

f:id:kuksa:20181130130902j:plain

 

↓ 部屋が2つ。どちらも落ち着いた雰囲気でした。

f:id:kuksa:20181130130838j:plain

 

そして、このお店に来ると試してみたい物がありました。それが『擂茶(レイチャ)』です。台湾に住む客家(はっか)と呼ばれる人々の伝統的なお茶です。この歴史は古く、三国時代から飲まれているそうです。

 

↓ 『擂茶』のセット。

f:id:kuksa:20181130130925j:plain

 

↓ 作り方は…擂鉢でお茶の葉を擂り、胡麻やピーナッツ、粉茶を追加します。どんどん擂った後、お湯を注いで、お茶にします。擂る用の茶葉と粉茶の2種類のお茶があるのが謎ですが、そのまま進めるしかありません…。

f:id:kuksa:20181130130944j:plain

 

↓ そして完成!う~ん…口に残る粉っぽさが何とも言えません。何故かベビーちゃんが欲しいと言い出します。それじゃあ…とスプーンですくってあげると…何とモグモグ。。。気に入った様でした。

f:id:kuksa:20181130131013j:plain

  

台南で販売されている食べ物の値段から考えると、相当お高いのですが、1度はやってみるのも良いかな?と思います。

ここ迄、沢山のお店を挙げましたが、朝食にパンを食べたいのであれば『天使貝可(Angel Bake)』と言うお店がありました。天然酵母を使ったパンだそうで、日本のパン屋さんに似た味です。それに『新光三越』の台南中山店の地下にはチェーン店の『丸亀製麺』もありました。探せば何かとある物です。その他、街角の至る所にジューススタンドやタピオカミルクティーを販売するお店がありますが、それらのお店で販売されている普通のお茶も美味しかったです。ただ、台湾はお茶にも砂糖を入れる習慣があるので、注文をする時に砂糖の量が選ぶ事になります。私は毎回砂糖なし!にしていました…。

 

今回はとても長くなりましたが「食」は大事なのでご了承下さい!!!

では、次回も引き続き台南についてお届けします。