大文字火床からの景色。

今日はまさしく秋晴れ!抜ける様に青い晴天でした。そんな朝一番に旦那さんが発した言葉は「大文字に登る?」でした。ベビーちゃんが生まれる前は、真冬を除いて定期的に通っていましたが、赤ちゃんを連れて迄は…と思い、足が遠のいていました。「登れるかな?行ける所迄行ってみる?」と言いつつ、折角思い立ったので行動です。ちょっとした食事替わりのパンや飲み物、お菓子を鞄に詰めて出発しました。ベビーちゃんもどこへ連れて行かれるのか分かっていませんが、パパがしている抱っこ紐のエルゴの中で妙にご機嫌です。今回は銀閣寺裏手側から登る事にしました。登山口周辺に着くと、ベビーちゃんは自分で歩く!とエルゴから身を乗り出しています。「じゃあ、ここから歩こうか」と出してあげると、どんどん歩きだします。落ちている枝を拾い集めながら、歩を進めます。途中で「こんにちは!」「頑張るね~」と声を掛けて下さる登山客の方も多く、ちょっと照れながら頑張ります。途中、どうしても足が届かない段差や水が湧いている場所はパパに抱えて貰いましたが、終始エルゴを使う事はありませんでした。何と、予想を超える頑張りで、全ての行程を自力で全身を使って登りきりました。途中、ベビーちゃんよりも大きなお友達が「抱っこ!」とぐずっているのも横目に、自然観察を楽しみながら歩き続けました。ご高齢の登山客の方からは「小さい子も頑張ってるのね~」と話し掛けて頂いたり、幼稚園位の子連れのママが「頑張ってるよ、見て~」と子どもさんに言うと、既に疲れ気味だった子どもさんに「さっさと行ってしまえ!」と言われても本人は一切気にしていません。逆に、子どもさんはママの言葉に焼きもちをやいてしまった様で、座り込んでママを困らせていました。小さな体で懸命に一歩一歩進む姿は、色々な方に影響を与えていた様です。あと少しで到着!と言う場所では、服装からして登山経験豊富なベテランのおばちゃま集団とすれ違い、そこでは「来たきた!頑張ったね~」と褒めて頂きました。そのおばちゃま集団は、私たちが歩き始めた頃に「頑張ってね!」と声を掛けつつ追い抜いて行かれた方々でした。

 

↓ 大文字の火床から見た景色です。京都の町並みが一望できます。写真は、見渡せる景色の中でも北西側です。

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足下には〝五山送り火〟の際に使用される火床があります。大文字の山は頂上迄はもう少し登る必要がありますが、多くの方がゴールにされるのはこの火床がある場所です。ここは、標高340メートルです。自分の力で一生懸命登ったベビーちゃん、火床に登って拍手していました。その表情は何とも誇らしげで達成感に溢れた満足そうな表情でした。流石に下山は嫌がるかと思いましたが、下山も自分で歩きました。中には、足先がやっと掛かる様な段差もありましたが、よじ登る様にして上がったり下りたりしていました。

 

↓ 石がゴロゴロしている様な場所もあれば階段もあります。木漏れ日が眩しい所もあれば生い茂る樹々で薄暗い所もあります。 

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↓ 今日は全体的に地面が乾燥しており、きのこは少なかったです。『クヌギタケ』を発見しました。

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↓ 途中から見える町並み。

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いよいよ降りて来ました。何度も転倒したり蹴躓く事もありましたが、ベビーちゃんは元気そのもの怪我無く下山です。すると、シャンシャンと金属の擦れる様な音が聞こえて来ました。銀閣寺近くにある『八神社』の秋季大会でお祭りが行われていたのです。『八神社』の八とは、天皇守護の八神である、神産日神(かみむすびのかみ)・高御産日神(たかみむすびのかみ)・玉積産日神( たまつめむすびのかみ)・生産日神(いくむすびのか)・足産日神(たるむすびのかみ)・大宮売神(おおみやのめのかみ)・御食津神(みけつか)・事代主神 (ことしろぬしのかみ)の事だそうです。

 

↓ 登山前に見掛けたトラック。

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↓ この時にもシャンシャンと金属の音が鳴り響いていました。

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↓ 最初は何のお祭か分かりませんでしたが、案内が貼ってありました。

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↓ ここからは下山後です。朝とは違って、賑やかな雰囲気になっていました。

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↓ 銀閣寺と浄土院の周辺は人が沢山です。

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↓ この頃、山から下りると同時にエルゴに入れられたベビーちゃん、入って数分後には爆睡でした。それを良い事に見学して来ました。

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↓ シャンシャンの音も大きくなり、近付いて来ます。

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↓ シャンシャンの音は、御神輿の担ぐ棒の端に付けられた金属から出ていました。御神輿を上下上下する度にシャンシャンと鳴ります。

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↓ 御神輿の後ろには馬も付いていました。

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この行事に詳しくない私たち、威勢の良い活気ある雰囲気をただただ楽しみました。このまま、お店の続く銀閣寺の参道でも歩いてみよう…とそのまま歩いていると、嬉しいお店を見つけました。

 

↓ チョコレートが美味しいお店『Chocolat BEL AMER (ショコラ ベルアメール)京都別邸』です!

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これ迄、ベルアメールのチョコレートを買うには、京都駅の伊勢丹、もしくは三条の店舗に行っていましたが、何と!近所にもあったのです。約1年前の2017年9月にオープンしていたそうですが、全く気付いていませんでした。

 

↓ 旦那さんが大好きなホワイトチョコに輪切りのオレンジがのったパレショコラと写真にある和栗のフォンダンショコラを持ち帰り用に購入です。

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↓ そして、ソフトクリームも!!!コーンもカカオの香りが感じられました。

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ソフトクリームは、お店の名前〝BEL AMER〟 の通りチョコの部分は美味しさのある苦みが良かったです。フランス語でBEL=美しい、AMER=苦みと言う意味なのです。ですが、ホワイトの部分はもう少しコクがあればな~と言う印象でした。ただし、コーンの最後迄しっかり入っているのでお腹がいっぱいになるソフトクリームで、ある意味十分満足度の高いお味でした。

 

今日はベビーちゃんが初めて大文字からの景色を楽しんだ1日となりました。連れて行った私たちも、ゴールとしていた火床で見られたあの誇らしげで達成感に溢れた満足そうなベビーちゃんの表情は忘れる事がありません。出来るか出来ないかを考えるよりも、出来る所迄でもやってみる事の重要性を改めて感じました。

 

では、今日はここ迄。