落ち着いた心が乱れる。

今日はお香のお店に行きました。京都でお香の老舗と言われるお店の1つ『松栄堂』です。場所は烏丸通沿いで丸太町通御池通のほぼ中間。地下鉄からのアクセスであれば丸太町駅の方が近い場所です。

 

↓ 新しいビルの1階がお店となっており、老舗感はあまり感じられません。ですが、真正面の薫香という文字に歴史を感じます。

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中に入ってみると、落ち着いた雰囲気の店員さんに着物姿の男性が複数名。どうやらこの着物姿の方々はお香の香りをきく等の体験プログラムの先生?の様でした。目的の物を探してキョロキョロと店内を見渡していると、店員さんが声を掛けて下さいました。勝手な話ですが、眺めているだけ…の時は声を掛けられると困りますが、目的があって困っている時はとても助かります!目的を伝えると、的確に幾つかのお薦めを提案して下さいました。ですが、お香は見た目だけでは香りが分かりません。ここは正直に!と思い…「これはどんな香りですか?」と聞いてみました。すると、丁寧過ぎる対応で、実際に火をつけて香りを試させて下さったのです。結局、どれも良い香りだったのですが、色々なアドバイスを受けて選びました。希望の物を見つけ、これで『松栄堂』での用事は終了となりましたが、折角来たのでくるっと店内を見てみる事にしました。

 

↓ お香と聞けばイメージするのは御線香の様な細い物、昔ながらの匂袋や手紙と共に用いる文香…ですが、私のイメージを覆すデザインで最も気に入ったのがこちら!!!簡単に言えば匂袋の柿で〝季節の香り袋 柿〟です。

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柿の色が本物らしく、それでいてとてもデザイン性も高く、素敵です。1つだけ飾るのも良いですが、店頭ディスプレイの様に複数を籠に盛る様に配するのも良いなぁ~と思い眺めました。

 

↓ 他にも、お香だけでなく、お香にまつわる全ての物がありました。

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↓ 店内で目をひくのは、お香の数々だけではありません。この様に名だたるお寺の名前が書かれた「~御用達」の板がずらりと並んでいます。他の壁面にもありました。

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販売されているコーナーを見て回り、そろそろお店を後にしようかなぁと思ったところ、店員さんから「隣にも展示があります」と教えて頂きました。ついでに寄り道です!

 

↓ おしゃれな資料館の様な展示スペースです。〝香りのさんぽ〟とは、響きの良い表現です!

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 ↓ 1番最初に置かれているのが木材です。何となく良さそうな木材ではあるものの何の変哲もない木材に見えますが、これは『白檀』です。中心部程、香りが強いそうです。

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↓ 謎の装置。緑の部分を押してパフパフすると、白い漏斗の様な場所から香りが流れて来ます。こちらは『桂皮』の香りでした。

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↓ 香りの重なりを感じる展示では、甘い香りってどんな感じなのか?と試してみる事が出来る面白い物がありました。

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↓ 実際に香りを楽しんだ後は、香りにまつわるエッセイの展示がありました。

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↓ 応募作品が展示されており、ついつい読んでしまいました。

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さて、お香にすっかりはまり、予想以上の時間を過ごしてしまいましたが、今日の私は忙しく、他にも予定がありました。それは…旦那さんとベビーちゃんのパスポートの代理申請です。「さっさと行ってしまわなきゃ!」と焦る思いはあるものの、色々な香りで心は落ち着き、リラックスモードでした。また、近い内に旦那さんを連れて来てあげようと思いつつお店を後にしました。その後、お店にベビーちゃんが落とし物をしたせいで探しに戻ったり(←無事発見!)、お気に入りのお店でベビーちゃんのお洋服を買ってしまったり…と、予定よりも少々遅くなりましたが、京都駅の伊勢丹8階にある京都府旅券事務所に向かいました。ここで、落ち着いた心も乱れ、余韻の様に残っていた穏やかな気持ちが吹っ飛ぶ事件が起きました。一言で言うと、申請が1度で受理されなかったのです。

経緯はこちら…

旦那さんとベビーちゃんの必要書類を揃え持参しました。代理となると、ここだけは絶対に自筆でなければならないと言う箇所があったり、代理を引き受けた私の自筆記入が必要であったり、更にベビーちゃんに関しては誰が代筆をしたのかを各箇所に明記する必要があったりと中々ややこしいのです。そこで、インターネットにて未成年の申請書記入例を調べ、参考にしながら記入しました。が、しかし!これが間違いの始まりでした。個人サイトやまとめサイトでは変更されている事もあるかと思い、記入例のない京都府以外で公的な所から出ていないかな?と「パスポート 申請 こども 記入例」で検索し、他府県から見つけました。ですが、京都府では受け入れられませんでした。例えば…裏面の申請者署名欄ですが、子どものサインを代筆した場合の親のサインは京都府では横並びに書いてはいけないのだそうです!何の枠も無い場所ですが、縦並びに書かなければならないそうです。確かに、注意事項等一覧表に「何でこんな感じ?」と思う様な縦並びで書かれていますが、それが必須とは書いてありません。兵庫県大阪府のホームページも普通に横並びで書かれています。な・の・に!ダメだったのです。結果、その場に旦那さんがいなかったので書き直しに対処出来ず、受理出来ないとやらで相談窓口に回されました…。相談なんて何もないのに…。また、他にも不備とされたのが証明写真です。もう、規定が不明瞭過ぎるので一層の事、証明写真の自宅印刷禁止にしておいて欲しいです。結局「写真撮り直して下さい」と指示され、せめてベビーちゃんの写真だけでも受理して欲しいと思いましたが「人見知りですか?大丈夫です。隣(写真撮影が出来る場所)で撮れなかったとか聞いた事ありませんから」と言われ、絶賛人見知り中のベビーちゃんを連れて行く羽目になりました。ベビーちゃんは恐ろしい泣き声で泣き続ける事数十分。私からの電話で駆け付けた旦那さんが到着した頃に真っ赤に目を腫らした証明写真が完成しました。これは受理されました…。最終的には旦那さん本人が来た事で全ての問題は解決です。担当の方が先程とは変わり、とても親切な方になりました。結果は同じでも、最初からこの方だったら良かったのに…と思わずにはいられない終わり方でした。写真を撮影して下さった方々も「もしダメだったら戻って来て下さい。また撮影しましょう」と言って下さり、本当に有難かったです。

 

↓ 終わった後は気を撮り直して同じ建物の伊勢丹10階で開催されていた北海道の物産展に行きました。旦那さんが選んだいかめしを購入。

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何だか今日もお疲れの1日となりました…。

明日以降、また元気に過ごしたいと思います。