札幌出張に同行する②。

 昨日から、札幌出張について書いていますが、今回は歴史的建造物を中心に街歩きの様子をお届けします。街中編です。

 

↓ 〝赤れんが庁舎〟として親しまれている重要文化財『北海道旧本庁舎』です。表面の赤いレンガは約250万個。フランス積と呼ばれる日本国内では比較的珍しい手法で覆われています。

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煙突を思わせる様な換気塔で、棟飾りは明治時代の西洋建築で流行した意匠です。写真のギリギリ端っこに写っている避雷針のデザインも凝っています。中は、真っ赤な毛氈が敷かれた美しい空間で、幾つかの資料館となっています。 北海道立文書館・北海道博物館赤れんがサテライト・樺太関係資料館・赤れんが北方領土館・国際交流道産品展示室・観光情報コーナー・記念室があり、記念室は旧北海道長官、知事室です。

 

↓ 北海道立文書館の中には大きな北海道の地図等が展示されています。

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↓ 赤れんが庁舎のミニチュアもあります。

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↓ こちらは開拓使による製品のラベルです。鮭や鱒の加工品用だと思われます。

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↓ 博物館の赤れんがサテライトではエゾシカの剥製があり、ベビーちゃんは興味津々。いつも見ている鹿さんとの違いに気付いているのか、近くで見たいと引っ張られました。

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↓ ニシンの加工品『しめかす(肥料)』を作る為の鉄鍋です。明治期のニシン漁がとても盛んだった事が分かる資料が多く展示されていました。

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↓ 旧北海道長官、知事室の机。このお部屋は他とは違って、あちこちに唐草模様の彫刻が施され、木製品には一枚板の貴重な物が使用され、格の違いが感じられます。

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↓ 館内では、どこもアーチ飾りや階段側面の模様等、西洋建築らしい意匠が見られます。

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赤れんが庁舎が造られたのは明治21年1888年)、設計は平井晴次郎を主任とした北海道庁の技師が担当し、アメリカ風ネオバロック様式のれんが造りで、その資材であるレンガ、硬石、木材の多くが北海道産品が用いられているそうです。

 

↓ 写真では、木の枝に隠れがちになってしまっていますが〝札幌市時計台〟は赤れんが庁舎と並ぶ、札幌のシンボルだと思います。こちらの正式名称は重要文化財『旧札幌農学校演武場』です。

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現在は白い壁が印象的ですが、建設当初は灰色の壁に窓枠や柱は茶色だったそうです。また、壁は緑色に塗られた事もあるそうですが、昭和28年(1953年)以降は白塗りが続いています。沢山の観光客が訪れていました。

 

↓ 『札幌市資料館』となっている『旧札幌控訴院』です。現在、国の登録有形文化財に指定されています。

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↓ 館内には、札幌控訴院時代の法廷が再現されています。

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↓ 控訴院とは、明治19年1886年)から昭和22年(1947年)迄置かれていた地方裁判所の上級裁判所です。日本各地、札幌・仙台・東京・名古屋・大阪・広島・福岡の7都市に置かれ、その中の1つがここです。

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↓ 2階では写真展が開かれていました。

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↓ 階段とステンドグラスも素敵です。

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↓ 1階の一部には、漫画家おおば比呂司の記念室がありました。

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札幌市に生まれた事に由来するそうで、頂いたパンフレットの一番初めには「おおば比呂司を知らない人は少ないと思います」と書かれています。が、しかし…正直に言いますと、絵を見て「知ってる!」と思いましたが、この絵を描かれたのがおおば比呂司と言う方であるとは存じ上げませんでした。

 

↓ 『どじょう掬い饅頭』や『おたべ』のパッケージのイラストを描いておられる方と言えば、誰しも「あ!」と思うかもしれません。

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↓ 『さっぽろテレビ塔』です。今回は上がっていませんが、展望台からは札幌市内全域や大通公園のまっすぐ広がる姿が見えた様に思います。

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↓ その足元近くには『二条市場』と言う海産物を多く扱う市場がありました。

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本来、ここに行く予定は無かったのですが、ちょっと道に迷っている時に偶然見つけ、あえて迷い込んでみました。ですが、ここは観光客、特に外国からの観光客が多い様子でした。

 

↓ 案内のほとんどが英語…。一部中国語らしき漢字が並んでいました。

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↓ 購入しているお客さんも、多くが中国や台湾からのお客さんです。日本人は一組しかすれ違いませんでした。

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↓ 私がのんびり通り過ぎていると、牡蠣を勧められましたが、外国人程の購買欲が感じられなかったのか、あっさりとした印象でした。外国人には熱心です。

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時間帯の都合か、営業をしていないお店も多く活気が無い印象でしたが、100年以上の歴史がある市場だそうです。開設当時の明治時代初期には市民の台所として賑わっていたとの事です。

 

↓ 最後は、札幌市内を街歩きしている時に見掛けた物を幾つかご紹介です。雪かきグッズ。とってもカラフルな雪かき用スコップ等々…。時には、細いピッケルやつるはしで凍りきってしまった板状の雪を割って砕く姿も見受けられました。

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道路の端には、除雪車によって集められたグレーや黒になってしまった雪が詰まれ、板状に凍り、割られた雪も散乱していました。


↓ 真っ白の銀世界をイメージして行った札幌ですが、そんな幻想を見事に破壊してくれたのがこれ。滑り止め用の小さな砂利です。自由に撒いて良いとしてあちこちに設置されています。お陰で、道路の至る所がじゃりじゃりです…。

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安全面を考慮すると無くてはならない存在なのかもしれませんが、あのじゃりじゃりは雪どけと共にどこへ行くのだろう?と気になります。

 

↓ 札幌の街中を移動するのには、地下鉄が便利ですが、路面電車も走っています。

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今回は、全て地下鉄と徒歩での移動だったので縁がありませんでしたが、路面電車に乗ってのんびり揺られてみるのも楽しいだろうなぁ…と思いました。

 

では、今日はここまで。