京都薬用植物園に再訪。

今日は、9月末に初めて訪れた『京都薬用植物園』に再訪しました。前回も大満足で楽しんでいた実家の両親も一緒です。園内の景色は2ヶ月ちょっとの間で随分様変わりし、季節の進み具合を実感しました。草タイプの薬草などは多くが地上部が無くなっていたり、あっても枯れ気味だったりしていました。と言う事で、今回の見学コースは樹木園がメインでした。

 

↓ 受付を済ませ、スタートの集合エリアでは早速『カリン』の木が実をつけ、足元にもコロコロと落ちていました。『カリン』は生で食べるのには向きませんが、炊いたり漬けたりすると美味しく食べられます。

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『カリン』は、咳等の喉の症状に有効だとされ、のど飴に配合されている事が多いイメージです。自宅近くの公園でも植えられている木で、比較的身近な樹木である様に思います。

 

↓ 続いては『ムラサキ』です。『紫根(しこん)』とも呼ばれるこちらの植物、その名の通り根は紫色をしています。

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↓ 根っこの表面が紫色です。そっと削ってみると、中は真っ白です。

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『ムラサキ』は漢方薬の中でも数の少ない軟膏になります。その名も『紫雲膏(しうんこう)』と言い、火傷等に用いられます。また、歴史の教科書にも掲載されている〝冠位十二階〟の最高位の色が紫色、その紫色を染めるのがこの『ムラサキ』だったとされています。更に、京都いある紫野と言う地名も『ムラサキ』が多く自生していた事に由来するそうですが、今では絶滅危惧種に指定される程、減少しているそうです。

 

↓ 真っ赤な実『サンシュユ』の実です。

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この他、ありとあらゆる樹木を見学しましたが、途中でカメラの調子が悪くなったので、ご紹介は一部だけにしておきます。見学全体を通じて面白かったのは、漢方薬の中で最も不味いとされる『ゴシュユ』でした。臭いが独特で、えぐ味があって確かに不味かったです。旦那さんは勢いよく試食をして咽ていました。その他、お正月の羽子板の羽根にある黒い重りになる種を作る『ムクロジ』も印象に残りました。『ムクロジ』の果皮にはサポニンと言う成分が含まれている為、ペットボトルの水に入れてシャカシャカを振ると石鹸水の様に泡立ちました。今回も、最後は展示棟の見学でした。

 

↓ 写真は、漢方薬の中でも有名な『葛根湯』の原料が集められた展示です。

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漢方の有名どころ、全部揃えましたと言った感じです。展示棟の中には、植物以外の薬になる物も展示されています。

 

↓ スッポンの甲羅です。解熱、強壮作用を期待して用いられます。

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↓ こちらは、何となく見覚えがあるはず!牡蠣の殻です。鎮静、制酸作用が期待されるそうです。

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色々な漢方薬の原料の香りを試してみたり、実際に触ってみたりしながら見学出来る『京都薬用植物園』ですが、とにかく楽しいです。生活に関わりがあり、身近な物も多いからかもしれません。次回も是非参加したいと思います。帰路ですが、今回も修学院を散策しつつとなりました。

 

↓ 近くの『鷺森神社』は紅葉の見頃こそ過ぎていましたが、未だまだ綺麗な紅葉と落ち葉を楽しむ事が出来ました。

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 この後、前回も訪れた玉子屋さん『京都大原山田農園』の販売所にて、シュークリームを食べました。勿論、玉子の販売もあるので6個入りを1パック購入です。お次は、初めてのお店。修学院の辺りをバスで通過する際に何度か目にしていた『直売所』の文字。

 

↓ 修学院産の野菜をメインに扱っておられるお店でした。旦那さんが「赤大根が気になる」と言うので購入です。今晩、サラダで頂きました。

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あちこち見学し、最後は自宅に到着です。お昼には、先日、畑で収穫した大根を丸ごと1本、それに色々な材料を加えて炊いておいたおでんを食べました。「味が染みて美味しい!」と好評で嬉しかったです。

 

↓ 最後の写真は、旦那さんの大好物『タコの柔らか煮』です。両親がお土産の一つとして持って来てくれました。旦那さんも「タコ、タコ~♪」とご機嫌です。タコの足を一口サイズに切って早速旦那さんに渡しました。受け取ると同時に口に入っていました。

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タコ、イイダコ、ニシガイ、子持イカと今日はタコ以外にも何種類かありました。大きな土鍋で炊いたおでんも沢山食べて貰う事が出来、美味しいお土産もありと大満足でした。

 

そして…最後に!今日、ベビーちゃんは特別なセーターを着ていました。そのセーター、何と私が子どもの時に、母が編んでくれた物でした。ずっと大切に保管されて来たセーター、母も一生懸命編んだ思い出の品として置いていたそうです。先日、ベビーちゃん用の真新しい沢山の服と共に送られて来ました。箱の中で見つけた瞬間、私も遠い記憶やアルバムの写真からの記憶から「懐かしい!」と思い出しました。折角なら、実際に会える時に見て欲しいと思い、今日着せてみました。母も「娘の為に編んだ服を孫が着てくれているなんて」と感動していました。小さな小さなサプライズ成功です。

 

今日も1日、楽しい時間を過ごす事が出来ました。

では、また。