金平糖とベンケイソウ。

今回は、金平糖と『ベンケイソウ』についてです。何の共通点も無い様に見えますが、その通りです。先日の事、旦那さんのお仕事のお手伝いで金平糖の有名店『緑寿庵清水(りょくじゅあんしみず)』近くへ行きました。すると、ちょうどお店の前に『ベンケイソウ』が生えていたのです。と言う事で、今回は金平糖と『ベンケイソウ』の歴史や由来について少し触れてみようと思います。

 

↓ 弘化4年(1847年)創業の金平糖の老舗『緑寿庵清水』です。写真手前には金平糖作りの初代の釜とコテが展示されています。

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↓ 60種類以上のフレーバーがあるそうですが、今のシーズンはライチ、焼栗、ラ・フランスが季節のおすすめだそうです。

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懐かしい様でもあり新しい様な気もする金平糖ですが、日本に初めてやって来たのは天文15年(1546年)と言われています。ポルトガルから持ち込まれ、その後は、二条城にて織田信長に謁見した宣教師ルイス・フロイスが献上品として蝋燭と共にフラスコの瓶に詰めた金平糖を渡したとされています。とにかく作るのが難しく珍しかった為に位の高い武士等に好まれ珍重されていたそうです。

 

↓ そして、こちらが『ベンケイソウ』です。

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『ベンケイソウ』は『緑寿庵清水』の前に咲いていました。ちょっとしたコンクリートの隙間です。金平糖は、ポルトガルからやって来ましたが『ベンケイソウ』は中国からです。金平糖が伝わった時期よりも随分昔、遣唐使によって運んで来られたそうです。遣唐使の時代と言えば廃止されたのが894年なので、古い話です。そもそも『ベンケイソウ』と名付けられたのには、とにかく丈夫で枯れないその性質を武蔵坊弁慶になぞらえた事に由来します。また、この植物の葉っぱを、じ~っと見ると、何か似た植物を思い出すかもしれません。それは、玄関や庭に置いてあるご家庭も多い、あの植物です。あの植物とは…『カネノナルキ』です!どちらもベンケイソウ科です。

 

と言う事で、今回は何の共通点も無い2つの項目についてでした。

ではまた。