梅雨の時期、公園や山では、木々の緑色の中で光る赤い果実を見つける事が出来ます。その多くは『ヤマモモ』です。『ヤマモモ』は、緑化目的の街路樹として採用されているので、案外どこでも見られます。
↓ 『ヤマモモ』です。6月の半ば頃から、旦那さんも私も近くを通る度に、赤くなったかな?と見上げていました。
ようやく、少し色付いた物が見られる様になりましたが、今年は少し遅く未だ緑色です。恒例のジャム作りの為、頑張って探してみましたが、朝食1回分を作るのがやっとの量しか集められませんでした。そして、毎回思うのですが、この果実から絞った果汁は、サビキ釣りの際に用いるオキアミの様に見えてならないのです。唯一異なる所は、オキアミ独特の生臭い臭いがしない事。それ以外、見た目はそっくりの液体です…。ただでさえボーっとしていると煮詰まり過ぎてしまうヤマモモジャムですが、今回は量が少ないとあって細心の注意を払いました。出来上がったジャムは旦那さんも大喜び。「これ、これ~」と嬉しそうにしていました。
他にも、この時期ならではの赤い果実を発見しました。
↓ 『クワ』の実です。少し黒みがかった頃が美味しいタイミングです。
↓ 地面に生える『キイチゴ』に似た果実を付けるこちらは、カジノキの仲間ですが、はっきりとした種類が分からないので食べた事はありません。
梅雨のこの時期ならではの甘酸っぱい果実、そのまま食べると「美味しい!」とはなりませんが、ジャムにすると他には無いすっとした香りと甘さが味わえます。『ヤマモモ』の木を見つけた方には、是非試して欲しいなぁ~と思います。
では、また。