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イカナゴ緊急事態続く。

今年も『イカナゴ』の季節がやって来ました。昨年はかなりの不漁、今年はどうなるか…と心配していましたが、心配通り不漁との事です。量的には、漁場毎に多かった場所もあれば少なかった場所もあるものの、全体的にはやはり不漁である事に変わりないそうです。更に解禁日である昨日3月7日は、一部の漁港が時化により船が出ずだったそうで、一層少なかったと聞きました…。また、価格的にも昨年が1キロ当たり2500~3000円で前代未聞の高値でしたが、今年は目が飛び出る程になり、4000円前後との事!!!驚くしかありません。。。

 

↓ 今日の午前中、実家から無事に届きました!『イカナゴくぎ煮』です。解禁日初日、購入から炊き上げ、梱包迄をこなし、その日の内に発送してくれました。お気に入りの箸置きと共に撮影。

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写真の通り、私時の実家では『イカナゴ』は山椒と一緒に炊きます。各家庭によって味が異なり、一般的な物は生姜入りの様です。ですが、うちでは絶対に山椒です。生姜で炊けば、先ず食べないでしょう…。この『イカナゴくぎ煮』は短期決戦です。『イカナゴ』は、日に日に成長するので、すぐに大きくなってしまいます。その為、各家庭では「うちはこの大きさ!」と言うベストなサイズがあります。実家では、小さめが好みで、大きくなると炊きません。成長が進むと安くなると同時に煮崩れにくく炊きやすいと言う利点があるのですが、少々魚臭くなるのです。それを好まない故、実家では一層短期決戦になります。ただし『イカナゴくぎ煮』への思いは強く、準備については中々の長期戦で、前年の6月頃から始まります。と言うのも、一緒に炊き上げる山椒、実山椒が手に入るのは梅雨頃なのです。ごっそりと山盛り買ってきた後〝山椒のヒゲ〟と呼んでいる実についた小さな茎を取り除く作業も気が遠くなります。全ての下処理を終えると冷凍で保存します。実家には、2つの冷蔵庫があります、1つは日常の食品用、もう1つが山椒の保存用です。当たり前の様に思っていましたが、今考えてみると〝山椒保存用冷蔵庫〟があるっておかしな話です…。何かと大変な『イカナゴくぎ煮』作りですが、やめるわけにはいかない、各家庭であり地域の文化です。今後も母には、作り続けて貰いたいと思います!!!春が過ぎる頃にはまた「山椒の時期だ!」と言うでしょう。

 

↓ 『イカナゴくぎ煮』文化がある地域では、この様なグッズがあります。宅急便用の箱に〝イカナゴ用ケース〟です。〝イカナゴ用ケース〟が薄いのは、上からの重みで下のイカナゴが潰れない様にする為です。

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昨日の夕方には、地元関西のローカルニュースで放送されるイカナゴ解禁日のお知らせと様子を見つつ「イカナゴくぎ煮、食べねば!」と思っていましたが、今晩は無事に楽しむ事ができます。

 

では、また。