紅葉が有名な瑠璃光院。

紅葉の名所である『瑠璃光院(るりこういん)』へ行きました。昨日、旦那さんから「今年の紅葉、個々には見てるけど一緒に見てないね。瑠璃光院が綺麗らしいよ。見に行こう?」と誘われたので、未だ見頃なのか、拝観時間は何時からなのか等の詳細を調べた上で早起きをして訪れました。かなりの混雑との情報もあり、ベビーちゃんも一緒なので早めに着く様にしました。

 

↓ 公式ホームページを確認すると拝観時間は10時~16時半、混雑時は入場制限をする可能性があるとの事。「早過ぎるかもしれないけど、行って周辺を散策して待ってみよう!」と決め、9時を少し回った頃に到着しました。

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拝観開始時刻の1時間前です!それなのに、そこそこの人数です。『瑠璃光院』の少し手前にてチケットの販売があります。しかも、このチケットがこれまでに訪れた神社仏閣の中で最も高いのではないか?と思う価格です。ベビーちゃんは無料なので旦那さんと2人分のチケットを買いつつ「みんな、早く来て待っているんだね~」と悠長な事を話していると、何故か人が吸い込まれて行きます。「みんなどこに入っていくの?」と思っていると…なんと!既に拝観が開始されているのです。「何で?1時間待つ覚悟で来たのに?」と腑に落ちないまま入りました。

 

↓ 苔が綺麗なお庭です。石階段を上がって行くと、いよいよ建物が見えてきます。

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↓ 最も見頃の時期は数日前だった様です。それでも、秋らしい雰囲気は十分でした。

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↓ いよいよ『瑠璃光院』の見所!のはずが…あれれ?確かに机に映ってはいるのですが…。思わず旦那さんに耳打ちを…「あれ?ビニールマット敷いてない?」と。

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帰宅後に調べて納得!ここでは『実相院』の様な〝床もみじ〟が見られるわけでは無いのでした。ですが、写真撮影を希望する方々の人数は凄まじく、現地の案内の方は「写真を数枚撮られた方からお次の方に場所をお譲り下さい」と大きな声で呼び掛けて来られ、まるでアイドルの撮影会の様です。近くには、写経をするコーナーもあり、チケットと同時に頂いた写経用紙に向き合う方もいらっしゃいました。ただ、ここでも気になる事が!写経スペースが狭いのは分かるのですが、大切な建物の壁に下敷きも敷かずに写経をする方が…。しかも、ここはボールペンでの写経なのです!私の家ではありませんが「あのボールペンが紙を破ったら…壁に文字の跡が残ったら…」と思うと冷や冷やしてしまいました。勿論、案内の方も目の前にいらっしゃるのですが、特に気にされるでも無い様子でした。

 

↓ 一部は本物の〝床もみじ〟になっていました。本物は美しいです。

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↓ 順路に沿って見学をして行くと『八瀬のかま風呂』とやらがありました。蒸し風呂の一種だそうで、八瀬周辺では比較的最近迄、使用されていたそうです。中に入る事も出来ました。

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↓ キラキラに輝いていました。

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↓ 届きそうで届かない場所に1枚。ひらひらと落ちてきた場所で佇んでいる姿は鮮やかな色で無くても美しいです。

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↓ 管理の手が加えられていない場所に惹かれました。

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↓ 緑に黄色、赤。移ろいを感じます。

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↓ こちらは、盛が過ぎています。池の中、特に隅っこを泳ぐ錦鯉の赤が苔に良く映えていました。

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↓ 靴脱ぎ場の前にある灯籠に生した苔の上には真っ赤な紅葉が…。見上げてみると真っ赤な紅葉の木はありません…。性格の悪い私は「さっきのビニールマットと同じで誰かが意図的に置いたのかな?」と思わずにはいられませんでした…。

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更に、気になる事はきちんと確かめたくなる私。自分でも「性格悪いなぁ」とは思いましたが、着いてすぐ、最初に気になった疑問を解決してみました。チケットの案内をされている方に「今日って何時から拝観出来ますか?沢山の方が並んでおられますが、今からだと何時頃になりますか?」と聞いてみたのです。すると、信じられない事に「少し早く8時半頃からチケットを販売していまして、既に10時からのチケットは完売で今からだとお昼前になります」と…。それを聞いた私は「嘘をつくな!私たちが到着した9時過ぎの時点で見学を終えて帰られる方とすれ違ったわ!少しどころか相当早くからチケットを販売して開けただろう!時間変更の可能性があるならその様に、ホームページにも書いておくべきだ!」と心の中で呟きました。だって…私たちが帰る頃に並んでいらっしゃる方々から「拝観時間の10時より早く来たのに、こんなに並んでるの?凄い人気なんだねー」「今から並んでお昼だって」と言う声が聞こえて来たんですもの。。。帰宅後も『瑠璃光院』についてインターネットで調べてみましたが、今一つ詳細が分かるページは無く、拝観時間の大幅な繰り上げ、見所の反射がビニールマット、壁での写経を気にしない文化財への雑な扱い、今思ってみても何となく心が満足出来ない紅葉狩りとなりました。

 

↓ 『瑠璃光院』の付帯施設として『ルイ・イカール美術館』があります。

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↓ アールデコの頃に活躍したルイ・イカールの作品が集められています。とは言っても、私はこの辺りに全く詳しく無いので、良く分かりません…。

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↓ 階段を上がった所には金色に青い目のネコ(?)が座っていました。中々のインパクトです。

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↓ 展示室は、ルイ・イカール作品のコレクターの私邸というコンセプトを元に作られているそうです。

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ここの1番は、ゆったりとした休憩スペースがある事です。作品に背を向ける事にはなりますが、明るい庭を見ながら休む事が出来ます。『瑠璃光院』を拝観した多くの方は通過される為、空いています。中にはオリジナルグッズ(?)を販売する場所にて、コーヒーを買う事も出来る様でした。

 

↓ エントランス部分もコレクターの私邸というコンセプト通り、普通のお家の様にも見えます。何でも疑ってしまう今日の私、この紅葉もどこから来たのだろう…?と気になって仕方ありませんでした。

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↓ 『八瀬』のケーブル近くには、紅葉の小径がありました。ここは、種類が多いのか、木の枝にも足元にも綺麗に色付いた葉がありました。今日1番の紅葉スポットでした。

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↓ ケーブル乗り場ではネコが日向ぼっこをしていました。

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↓ 頂いたパンフレット類。見えている写経の紙はお手本です。写経用でしょうか(?)ボールペンのお土産があります。不思議です…。

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特別拝観の時期である春と秋だけ楽しむ事が出来る『瑠璃光院』ですが、何だか、特別な有難みよりも、写真を撮りに行く場所のイメージがついてしまいました。同じく、左京区内の北部にある『実相院』では、室内での写真撮影不可の為、写真に残して持ち帰る事こそ出来ませんが、本当に美しい〝床もみじ〟を目にする事が出来ます。個人的な考えですが、床に映る紅葉をお勧めするのであれば、私は『実相院』を推したいなと思いました。私の大好きなカエルの一種である『モリアオガエル』がお休みしている様子も見られます!!!

 

では、今日は何だか納得のいかない紅葉狩りについてでした。

また、近い内に。