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生後百日・お食い初め。

先日、ベビーちゃんのお食い初めをして来ました。「しました」では無い所がポイントです!旦那さんと2人でお食い初めの準備をするのは少し大変だな、旦那さんも忙しそうだし…と思い、実家に「お食い初めの準備を手伝って~」と相談してみました。すると、両親はとても喜び、手伝うどころかほとんどの準備をしてくれました。

 

↓ お宮参りで『下鴨神社』にて頂いたお膳と歯固め石を使用しました。木で出来た優しい器です。漆器では無いので、華やかさはありませんが『下鴨神社』らしい雰囲気があります。

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御赤飯は前日から準備をしてくれていました。私も小さい頃から良く食べた、母が作る御赤飯です。「色が薄い御赤飯なんてダメ!」と小豆の色が良く出る様、お祝い事の前日には仕込んでおいてくれます。そして、今回、何よりも(?)母が頑張ったのが〝蛤のお吸い物〟です。料理好きの母にとって、お吸い物を作る事は簡単な事ですが、母は「蛤は絶対に国産じゃなきゃ嫌!」と拘ったのです。すると、近所のスーパーは勿論、鮮魚店、高級食材を扱うお店…と何か所訪れるも、中々手に入らず、半日以上掛かってやっと買えたそうです。後程、私たちも頂きましたが、やはり美味しかったです!しかも、見た目に似合わず大人しい母が、産地表記の無い物はお店の方に「失礼ですが、こちらの蛤は国産でしょうか…?」と聞いてまわったそうです。日頃であれば、そんな事をお店の方に聞くなんて有り得ません!相当、譲れないポイントだった様です。

 

↓ 赤い半月の上には、一口サイズの小さな小さなお料理が並びました。母の気持ちがいっぱいですが、巻き湯葉や笹の葉で包まれた物は『下鴨茶寮』、手まり寿司は『六盛』で準備しました。

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本来であれば、複数のお店の物を一つに…とはしないのですが、旦那さんが大好きな『下鴨神社』から最も近い場所にある老舗茶寮『下鴨茶寮』と私の祖母が大好きだった『六盛』を外す事は出来なかったのです。特に『六盛』は『観世会館』でお能の前後に立ち寄る祖母のお気に入りでした。

 

↓ 祝鯛です。

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「鯛と言えば明石鯛!」と言い、両親が選んで注文しておいてくれました。それも、明石の商店街『魚の棚』へ出向いて「明石の鯛じゃないと困る!」と思い、直接行ったそうです…。当日も「何件も予約があった様で店頭に準備されていたけど、ベビーちゃんのは奥から出て来たわ!とびきり大きいのやからね~」と両親がニコニコ笑顔でした。確かに、焼き魚用とは思えない大きな箱に入っていました。もう、じいじもばあばもメロメロです。

 

↓ こちらも縁起物、お米や昆布、干したイカは『下鴨神社』より頂き、飴色の綺麗な干物はふぐの味醂干です。ふぐの味醂干は、旦那さんの実家より送って頂きました。

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びっくりする位に沢山のふぐの味醂干に加え、今回は珍しい物も頂きました。『うず煮』と言われるお料理の材料です。『うず煮』は名前からすると佃煮の様なイメージですが、実際にはふぐのお出汁を掛けて頂くご飯です。『出雲大社』にて幸福と縁を授ける『福神祭』にて振舞われる特別なお料理で『出雲大社』の出雲国造家に代々伝わり、奈良時代の『出雲国風土記』に記された材料が用いられているとても有難い縁起物です。

 

↓ お花が大好きな両親、ピンク色のブーケも用意してくれていました。

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大笑いしたのは、このブーケを見た時の旦那さんのコメントです!ブルーのお花を「虫?」と言いました…。私はぽか~んとし、両親も一瞬意味が分からなかった様ですが、見間違えたそうです。他にも、ベビーちゃんのお名前が入ったケーキもありました。更に、今回の特別な1日に旦那さんと私からベビーちゃんへのプレゼントとして素敵な衣装、袴を用意しました。ベビーちゃんもご機嫌で着てくれていました。少し大きいサイズを購入したので、次回はお正月や初節句の時に着せたいと思います。沢山の写真を撮影したので、どれもこれも掲載したいのですが、今回はこの位にしておこうと思います。数ある写真の中でも傑作の1枚は、お料理を見てヨダレをタラ~と垂らすベビーちゃんの写真です。最近、ヨダレが増えてきましたが、この日を境に一層流れる様になりました。大人用に準備されていた手巻き寿司を眺めても、垂らしていました…。

私たち夫婦は勿論ですが、両家のおじいちゃんやおばあちゃん、ひいおじいちゃんやひいおばあちゃん、ご近所さんとみんなみんなに祝って頂いた『お食い初め』になりました。小さく生まれた頃の心配はどこへやら…今では元気元気、元気が溢れています。これから長い人生を歩むベビーちゃん、生涯に渡り、ふぐによってもたらされた幸せをしっかりと掴み、大海原を泳ぐ鯛の様にたくましく、食べ物に困る事無く生きて行ってくれる事と思います。『お食い初め』が一段落した今晩、健やかなる成長を願いつつ感謝の気持ちを込めて、皆さんに送る写真の準備をしようと思います。

 

お食い初め』に際し、数々の素敵なお品と温かい気持ちを届けて下さった皆様、本当にありがとうございました。旦那さんも「思い出に残る1日になった」ととても嬉しそうにしていました。親子3人、心より御礼申し上げます!!!

 

では、また。