神様の使いー狛鳩さん。

今日11月3日は『文化の日』として祝日です。国民の祝日に関する法律によると「自由と平和を愛し、文化をすすめる」を趣旨に制定されているそうです。そして、この日は〝晴れ〟の特異日。大抵〝晴れ〟であり、今日も良いお天気でした。その様な中、私たち親子3人は京都洛北にある『三宅八幡宮』へお散歩に出掛けました。

 

↓ これ迄にも何度かお参りした事があります。鳥居近くには、シイの実がコロコロと落ちていました。

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ふと見ると小さな小さなお地蔵さんが…。更に良く見ると、ストラップの様な紐が付いています。何方かが落とされたのか、ここにそっと置いて行かれたのか…?何れにしろ、灯篭の足元でちょこんとされているお姿は可愛らしい物です。

 

↓ いつ来ても、参拝客はまばら。今日も落ち着いた雰囲気でした。鳥居の近くには〝狛犬〟では無く〝狛鳩〟さんです。

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↓ 左側。

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↓ 右側。

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境内では〝狛鳩〟さんだけでなく、本物のハトも居ます。今日はちょうど3羽。私たち親子と同じ3羽です。ここでは、ハトが居るには居るのですが、何羽も居る…イメージはありません。いつもこの位。ある意味、適切な数なのかもしれません。

 

↓ 境内で砂利の中を啄むハト3羽。

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↓ 考えてみると、ハトの写真を撮る機会はそうありません。手前の1羽を撮影。

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ここでは、ハトがお祀りされている為、色々な物が〝鳩柄〟です。特に有名な物は『鳩餅』で、米粉を蒸したもちもちとしたお菓子だそうです。京都に関する旅行雑誌やガイドで目にする事は多いのですが、今回も含め未だ購入した事はありません。併せて『神鳩(しんばと)』と呼ばれる土製のつがいの鳩の置物も有名です。子どもの成長を願い、お宮参りの際に授けて頂き、子どもが無事に成長した後、お返しに来る習わしがあるそうです。うちのベビーちゃんは既にお宮参りを済ませているので、御縁がありませんが、その置物は、正にビビッドカラー!といった感じの色合いです。

 

↓ その置物と同じ色合いの絵馬が掛けられていました。右奥の物ですが、実際の置物はもっと濃い色合いです。

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また、こちらでは『京都市有形民俗文化財指定三宅八幡神社奉納育児・成人儀礼関連絵馬133枚』も保管、展示されています。主な物は、三宅八幡宮が子どもの「かんの虫封じ」に御利益があるとされていた事で、幕末から明治時代に掛けて奉納された、かんの虫封じの御礼参りの参詣行列を描いた物が多いそうです。最多の物は、638人描かれ、それぞれが誰を描いた物なのかが記されているそうです。是非見てみたい物です!とは言いつつ、実はこれらの絵馬もまた『鳩餅』同様に「また近い内に」と思ってしまい、見学していません…。境内周辺ですが、『クチナシ』の実が沢山ありました。

 

↓ 『クチナシ』の実。

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↓ カピカピに乾燥した実には、きのこが生えていました。旦那さんによると『スエヒロタケ』だろうとの事。

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周辺の自然を観察しつつ『三宅八幡宮』を後にしました。その後は、帰路に向けて周辺をお散歩です。近くには、真言宗のお寺がありました。名前は…忘れました。そのお寺の塔の一部からは、洛北の町並みが見えました。

 

↓ 靴を脱いで上がると、塔の周りをぐるりと一周歩く事ができます。

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↓ 塔の屋根の端には装飾があります。鐘の様にも見えますが、水が落ちる際の鎖樋にも見えます。下の部分が銀杏型です。

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塔その物が崖沿いにあって案外高く、ちょっと怖い様な気もしますが、何故か旦那さんはこの塔が好きで、近くを通る度に「試しに行ってみよう」と言います。何が〝試し〟なのかは分かりませんが、折角なので行ってしまいます。

 

↓ お寺の階段周辺には、沢山の『ホトトギス』が咲いていました。昔から苦手な斑点模様…。背筋がぞわぞわしてしまいます。この模様『オニユリ』に似ている!と思ったら『ホトトギス』もユリ科なのだそうです…。水玉模様は大好きなのですが、どうもこの小さな点の集合体は好きになれません。

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こちらのお寺ともお別れし、更にお散歩は続きます。『コスモス』にひらりととまったのは『ツマグロヒョウモン』でした。

 

↓ 綺麗な『コスモス』が咲いている中、何故か枯れたお花の先にとまる『ツマグロヒョウモン』です。写真もイマイチな物になってしまいました。

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秋らしい色合いですが、チョウチョとしては、春から秋に掛けて見られます。花壇の『パンジー』や『ビオラ』で良く見掛ける黒いトゲトゲで背中に朱赤っぽいオレンジ色の線が入った幼虫のアレです。蛹なんて、どうやって作るのかも謎な金色に光る粒が見られます。『ツマグロヒョウモン』を追いかけながら歩いていると、柚子の木を見つけました。勿論、私有地の中なので見るだけですが…。

 

↓ 秋空に映える黄色です。柚子を見ていると「冬が近い…」と感じます。

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そして、最後に立て看板を発見。

 

↓ 立て看板の他は何もありません…。この辺りで瓦が作られていた事が書かれていました。

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全部で2時間位のお散歩。秋を感じながら親子3人であっちへふらふらこっちへふらふらと歩いて来ました。帰りには「お腹空いたね?」と言いつつ、コンビニにて〝肉まん〟を購入しました!ちなみに〝肉まん〟と〝豚まん〟の呼び方ですが、関西では〝豚まん〟で、それ以外の地域では〝肉まん〟が一般的な様です。関西人の私ですが、個人的には『551 蓬莱』の物を〝豚まん〟でそれ以外を〝肉まん〟と呼んでいる様な気がします。さて、皆さんはどちらでしょうか?山陰出身の旦那さんは、やはり「肉まんでしょ?」との事でした。

 

今日は『三宅八幡宮』周辺のお散歩についてでした。