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タイサンボクと鹿さん。

久しぶりにお散歩をしよう!と思い『宝ヶ池公園』に出掛けました。朝晩は妙に肌寒いのですが、お昼間は「ちょっと暑いなぁ」と感じる陽気です。もうそろそろ梅雨なので、今の内に太陽に当たり、亀さんにならって〝甲羅干し〟をしておきました。

 

↓ 地下鉄『国際会館駅』側から公園へ向かうと、とても大きな白い花が咲いていました。近付いてみると『タイサンボク』でした。旦那さんはこのお花の香りを入浴剤の『バブ』にありそうだと言います。

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両手を広げた位の大きさをしています。『タイサンボク』は、アメリカ南部を象徴する樹種だそうで、ルイジアナ州とミシシッピ州の州木との事です。日本では、公園や街路樹に多く植えられています。

どんどん公園の中へ進んでいくと、何だか動く集団が…。鹿さんです!最近『宝ヶ池公園』や北山周辺では、鹿さんがとても増えています。しかも、以前よりも人馴れをして、近付いても逃げたりしません。

 

↓ 見渡すだけで、8頭の集団が確認出来ました。近くへ寄って行くと、はむはむと食んでいる食事を中断して、こっちの様子を窺います。それでも、危害を加えないと判断すればまた食事を再開します。ここは『宝ヶ池公園』であって、決して『奈良公園』ではありません!

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↓ 時には、池の周辺で人間との距離2メートル足らずの所をすれ違います。

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確かに、鹿さんは可愛いのです。お尻の白い毛はハート形、体にある白い斑点も愛嬌です。ですが、極端に数が増えると、生態系への問題が生じ、途端に〝害獣〟となってしまうのです。難しい問題です…。

 

そんな事を考えながら、ぼ~っと空を見上げると、既に空や木々は夏色でした。

 

↓ 雲ひとつ見当たらない空に、勢いよく茂る木々がキラキラしています。

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公園内では、それぞれの季節と共に、植物も変化していました。以前は実らしき物も見えなかった『クワ』の実が、色付いていました。人が摘んで食べる程には熟していませんが、鳥たちにとっては、良いご飯になるのだと思います。

 

↓ 『クワ』の実。風が強かったので、写真はブレ気味です…。

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↓ 以前は、緑色だった『サクランボ』も随分熟していました。

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↓ 公園内の道端には『ノイバラ』らしき花(モリイバラかなぁ?)が沢山咲いていました。トゲトゲが痛く、触る気にはなれませんが、可愛らしいお花です。バラ科ですが、日本では古くから自生しており、『万葉集』にも〝うまら〟と言う名前で詠まれているそうです。バラと言えば、ヨーロッパのイメージなので、驚きです。

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最後は初めて見た〝実〟です!ふと気になり、旦那さんに「この葡萄みたいなの何?」と声を掛けました。すると珍しく「ダメ、ダメ!触っちゃダメ!」と強い反応です。「何で~?」と聞くと、それ「ウルシ!」と…。

 

↓ 『ウルシ』と言えば、赤く紅葉した葉のイメージです。しかも、大学時代に『漆器』に関する勉強をしていた私…なんたる失態!『ウルシ』の実を初めて知ったのです。

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他にも、色々な植物が花を咲かせ、実をつけていました。春頃迄、楽しませてくれていた水鳥たちは、それぞれの地へ戻り、居なくなってしまいました。ですが、その分また新しい楽しみを見つける事が出来ました。「疲れない程度のお散歩を…」と誘われて出掛けた午後、今日も充実した1日となりました。

 

また、近い内に。