ここ数日、旦那さんは東京へ出張、私はその間、実家へ帰っていました。いつもなら、必ず「一緒に行こう」と誘われるのですが、今回は急遽決まった出張とあって、旦那さんは一人旅になりました。そして、心配性の旦那さんは「1人で居て貰ったら心配だから、その間はお家(実家)へ帰っていて!」と言うのです。そう言って貰うと、確かに両親が来てくれる事はあっても、実家へ帰る機会は中々無いので「では、お言葉に甘えて~♪」と帰る事にしました。すると、久々に帰った実家の庭は、牡丹の季節が終わりを迎え、バラとクレマチスで溢れかえっていました。しかも、庭だけではなく、室内では切り花となったバラが複数の花瓶にいけられていました。
↓ バラらしい花姿が美しいです。
↓ 外側程、濃い色になるグラデーションのバラ。蕾の時には、一見赤のバラにも見えます。
↓ 同じグラデーションでも、こちらはまた随分印象が異なります。
↓ 黄色です。小さなお花が沢山咲くタイプのバラで、木全体を見るとそこそこのボリュームがあります。
↓ 中心部分からくるくると優しく巻いています。
↓ 門柱の傍で、一際良い香りを放つバラです。
↓ 水滴が一粒ついています。母が水やりをした際に飛んだのでしょう。
↓ 浅いカップ状のこのタイプは、花弁がとても多いのが特徴です。
↓ こちらは小さなお花が房状に咲く、ミニバラですが、既に木の大きさはミニではありません。その名も『ハッピーマザーズデー』=母の日と言います。
今後暫くは、これらも含め何十種類とあるバラたちが競う様に咲き続けます。棚に巻きつけられたツル性のバラも年々大きくなっています。両親の好みも異なり、父は「やっぱりピンクやな…」と言うのに対し、母は「ここはオレンジよ!」と同じ場所の棚を巡ってそれぞれの意見がある様です。そして、バラとミントの香りが漂う庭と同時に、両親の何気ない会話を聞きつつ「いつも変わらない実家らしい雰囲気だなぁ」と改めて感じます。
↓ クレマチスも咲いていました。他にも白や八重があったはずですが、見つけられませんでした…。
珍しいところでは、日本の藤の花とは全く異なる『アメリカ藤』と言うコロンとしたフォルムの愛らしい藤も時期を迎えていました。
帰り際には、旦那さんの大好きな〝バラ風呂〟用にと散る間際のバラと〝飾る〟用のバラをたんまりと持たせて貰いました。結婚式で花嫁さんが持つラウンドブーケ状にラッピングされていたこともあり、京都の家に着く迄にも沢山の人の視線を集めていました…。
また、次回は旦那さん仕事が落ち着いている時に、2人揃って一緒に帰ろうと思います。
では、今日はここまで。