通称わら天神さんです。

京都市北区衣笠にある、通称『わら天神さん』へ行ってきました。こちらの正式名称は『敷地神社(しきちじんじゃ)』と言います。それなのに「どうして、わら天神さんと言うのだろう?」と思われることと思います。それには、ちょっとした秘密があるのです。

 

↓ 『わら天神さん』(正式名称:敷地神社)です。今日は曇天で、写真の写りもイマイチです。

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こちらの神社、とにかく〝安産祈願〟で有名です。兵庫であれば『中山寺』、大阪であれば『住吉大社』等が頭に浮かびます。京都であれば、他にも『石清水八幡宮』も聞きますが、やはり京都でダントツ人気は『わら天神さん』だと思います。

 

↓ 由緒が書かれた看板です。参拝者の方々の多くは、〝安産祈願〟が目的であり、誰も気にとめていません…。

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↓ 今日は、休日と戌の日が重なる貴重な日とあって、多くの参拝者が集まっていました。入口の鳥居から社務所へと続く長蛇の列、1時間程並びます。

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『わら天神さん』にも、もちろん駐車場はありますが、この人出とあって満車です。空車があったとしてもかなり狭いスペースしかありません。なので、駐車場に関しては、徒歩5分少々の所に『金閣寺』の駐車場があり『金閣寺』以外の参拝者も駐車可能なのでそちらの方が便利だと思います。

 

↓ 社務所では、安産祈願セットを販売しています。セットは2種類しかありませんが、一つ一つ大変ご丁寧に説明と同時に紙袋に詰めて下さいます。それ故の長蛇の列なのでした…。

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↓ 境内には、複数末社があります。大きな杉をお祀りした『綾杉明神』です。

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↓ こちらも小さな末社ですが…忘れました。

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1番大事なお参りをするお社2つですが、周辺にいらっしゃる参拝客が多くて多くて…。ここでの写真の掲載は見送る事にしました。とにかく多かったのです。必ず、写真のどこかに、どなたかのお顔がばっちり映り込んでおりました。

最後になってしまった『わら天神さん』の名前の由来ですが、こちらでは安産祈願の際に2種類のセットのどちらかを購入することになっています。

 

↓ 2種類の違いは、腹帯が入っているかどうかですが、それ以外はすべて共通です。こちらは腹帯なしバージョンです。

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そのセットの中に入っている御守(先程の写真左下)の中に、半紙に巻かれた〝わらの棒〟があります。それこそが、『敷地神社』を『わら天神さん』と呼ぶ秘密なのです。御守の御本体が〝わらの棒〟であり、ある意味占いになっています。御守の中を開けていくと…〝わらの棒〟が見えて来ます。そのわらに節があれば男児・節がなければ女児誕生と信じられているのです。

 

↓ このわら(写真左上)によると…節なし!女児誕生を意味していました。

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そもそも、わらが御守の御本体とされるようになったのは、随分古い時代だそうです。『敷地神社』では、神様に御供物をする際に稲わらで編んだ籠に盛っていたそうです。しかし、わらは古くなると時間と共に自然と抜け落ちてしまいます。その抜け落ちたわらを、当時の人々は安産御守として持ち帰る様になり、後に正式に安産御守として授与されるようになったそうです。その結果、今では『敷地神社』の名前よりも『わら天神さん』の方が有名となりました。

 

※今回は、1枚目と最後の2枚を除いて、全ての写真を旦那さんが撮影してくれました。

 

今日は市内全体でお花見客も多く、どこへ行っても混雑と売り切れの1日でした。明日以降、またゆっくりと過ごしたいと思います。