読者です 読者をやめる 読者になる 読者になる

枝垂桜咲誇るアパート。

4月に入って早3日です。1年の始まりは1月1日ですが、お仕事をされている方や学生さんにとっては4月こそが1年の始まりです。時々旦那さんのお仕事を手伝う程度の専業主婦である私にとって大きな変化はありませんが、旦那さんは今月から新しい部署(?)に異動となりました。とは言っても、大元は同じ。ただ、通勤時間が長くなってしまったのと、今までよりは頻繁に通わなければなりません。そんな中、今年のカレンダーはラッキーな事に1日が金曜日だったので、1日だけ出勤してすぐに休日を迎えました。日曜日の今日は雨になるとの予報を受け、昨日の旦那さんはそわそわ。「桜、見に行こうよ!お花見~」とご機嫌です。日頃はあまり日本人らしくない旦那さんも、毎年、この時期だけは、どっぷり日本人です。「どこに見に行く?」と聞きつつも、毎年恒例の…と思うや否や「いつもの所に行こう」との返事。いつもの場所、とは北白川の疎水沿いです。この辺りは『銀閣寺』近くの『哲学の道』等の〝桜の名所〟に比べ、観光客も少なくゆっくり楽しめるのです。そして、私と旦那さんお気に入りのスポットが幾つかあります。

 

↓ その1つがここ『銀月アパートメント』です。一般の方がお住いのアパートですが、毎年枝垂桜が見事に咲誇ります。小説・映画『神様のカルテ』の舞台になりそうな場所です。

f:id:kuksa:20160403012832j:plain

 

↓ 『ソメイヨシノ』とは異なる濃いピンク色が鮮やかです。偶然通りがかって歓声をあげる方、「毎年ここは綺麗」とお目当てにしている方、沢山の人々を楽しませてくれています。

f:id:kuksa:20160403012935j:plain

 

このアパートですが、昨年には気が付かなかった変化がありました。何と、アパートの一室にお店が出来ていたのです。

 

↓ 入口右手の木に掛けられた小さな看板。『服と小物 ナカザワ』さんと言うお店だそうです。決して新しいアパートでは無く、生活感が溢れた場所へ踏み込むのには勇気がいりますが、旦那さんも一緒なので大丈夫でした。

f:id:kuksa:20160403013023j:plain

 

↓ 指示されている通り、手前にある階段は使わずに、奥の階段を上がると、突き当りには不思議な看板が。今で言うシェアハウス等にある〝ハウスルール〟の様ですが、そこには蓄音機の使用に関する注意書きが…。相当古そうです。

f:id:kuksa:20160403013109j:plain

 

↓ 階段を上りきった後、左側に進路を変えると、一気に明るく可愛らしい空間が現れます。

f:id:kuksa:20160403013152j:plain

 

↓ 一室をそのまま利用したお店。ミシンやアイロン、色々な色糸があり、中では素敵なお姉さんがアイロン掛けの作業をされていました。勿論、販売もされています。

f:id:kuksa:20160403013311j:plain

 

お店の中には、スカートにブラウス、小物についてはブックカバーやくるみボタンがゆったり、そしておしゃれに並べられていました。お気に入りの〝桜スポット〟が更に好きになった瞬間でした。そして、『銀月アパートメント』を後にして続いては『駒井家住宅』へ向かいます。その間、5分ですが、疎水沿いの桜は半分程咲いていました。

 

↓ 出来るだけ咲いている枝を見つけてはシャッターをきります。

f:id:kuksa:20160403013416j:plain

 

↓ 良く咲いている所でも、まだまだです。

f:id:kuksa:20160403013456j:plain

 

↓ この木は良く咲いていました。疎水の真上、冷たい風も吹くはずですが、日当たりが良いのでしょうか?

f:id:kuksa:20160403013544j:plain

 

↓ 『駒井家住宅』です。

f:id:kuksa:20160403013619j:plain

 

『駒井家住宅』は、北白川の疎水沿いにあり、大正末期から昭和初期に京都大学を中心とする多くの学者が住居を構え〝学者村〟と言われた場所にあります。そして『駒井家住宅』の駒井さんとは、動物遺伝学・動物分類学において大きな功績を残された京都大学名誉教授・駒井卓(こまい たく)博士(1886~1972年)の私邸です。昭和2年(1927年)に、ヴォーリズ建築事務所の設計により建てられました。ヴォーリズと言えば『近江兄弟社』の創立や『神戸旧居留地38番館』『関西学院大学』の建築で有名な方です。年に3度、春の桜の時期と秋冬のみ特別公開を実施されており、今日も「入ってみようかな?」と思ったのですが、入り口の辺りで既に賑やかしい声が聞こえて来たので、入る事はしませんでした。また、機会はあると思います。

 

↓ 更にお花見散歩は続きます。桜ばかりに気を取られていましたが、場所によっては『菜の花』が風に揺られ、鮮やかな黄色で主張していました。

f:id:kuksa:20160403013706j:plain

 

↓ 写真は『ナズナ』ですが、『オオイヌノフグリ』や『ホトケノザ』等、春らしい草花も見られました。

f:id:kuksa:20160403013754j:plain

 

『銀月アパートメント』や『駒井家住宅』から更に北へ北へ…と歩き続けると、道路の反対側から声を掛けられました。私は「さて?犬を2頭と女性…」と思っていると旦那さんが「管理人さん!」と。珍しく旦那さんが先に気付きました。いつもお世話になっているマンションの管理人さんが、犬のお散歩を兼ねてお花見に来られていました。何故か、どこに行っても管理人さんにお会いします。管理人さんと挨拶をした後、旦那さんが「もう1か所行きたい所、連れて行きたい所がある」と言うのです。「いいよ、行く」と返事をして連れられた場所がこちら。

 

↓ 一乗寺にある『柊社(ひいらぎしゃ)』です。鳥居には『柊の宮』と書かれています。

f:id:kuksa:20160403013839j:plain

 

↓ 由緒が書かれていますが、『素戔嗚尊牛頭天王】』が御祭神との事。

f:id:kuksa:20160403013915j:plain

 

↓ 旦那さんは「まだ早かった…」と少し残念そうにしていましたが、小さな御社を囲むようにそびえる4本の桜の大木は本当にお見事で迫力がありました。

f:id:kuksa:20160403014006j:plain

 

その後も、北へと続く道には、桜並木があり、存分に桜を楽しむ事が出来ました。今日は、旦那さんの案内で〝お花見散歩〟の1日でした。それにしても、今日も良く歩きました。桜の見頃は未だ暫く続く様なので、日々のお買い物も楽しみです。

では、今日はここまで。