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仙台出張・ウヰスキー。

今回は、旦那さんと一緒に訪れた『ニッカウヰスキー宮城峡蒸溜所』見学の半日旅行についてお届けします。

ニッカウヰスキー』と言えば、2014年9月末~2015年3月末に掛けて朝の連続テレビ小説『マッサン』のモデルになったウイスキーの会社として記憶に新しいと思います。その主人公である竹鶴政孝はウイスキーづくりを目指し、2つの蒸溜所を作りました。ウイスキーの理想郷を求め、厳しく清らかな北の大地に開かれた、北海道『余市蒸留所』そしてさらなる理想を追求して穏やかな峡谷に開かれたのが今回の『ニッカウヰスキー宮城峡蒸溜所』です。

 

↓ 『ニッカウヰスキー宮城峡蒸溜所』は、約1200年前に発見された名湯『作並温泉』の近くにあります。『JR仙山線作並駅』から徒歩で約30分ですが、週末はシャトルバスがあります。

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見学に際しては、事前にインターネットで申し込む事も出来ますが、突然訪れた場合にも、少し待つだけで案内して下さいます。見学の申込所にて受付を済ませると、15分程でガイドのお姉さんが登場です。

 

↓ 見学開始の待合室にも詳しいパネル展示がありました。

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↓ 見学は建物と建物の移動が多く、ほぼ屋外です。写真は、大麦麦芽を乾燥させる工場のキルン塔です。ただ、現在は使用されておらず、特徴的な『パゴタ屋根』が美しいシンボルとなっています。

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↓ 空が真っ白。急な吹雪です。駅から工場までの道のりもかなりの雪に降られました。

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↓ ポットスチルと言う単式蒸溜器です。蒸気でじっくりと炊き上げる事が出来る為、まろやかな味わいのアルコールが取り出せるそうです。ポットスチルには注連縄が着いてます。それは、竹鶴政孝の実家が造り酒屋だった事に因み、美味しいウイスキーが出来る様、願いが込められているそうです。

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↓ 赤レンガ瓦の貯蔵庫です。25棟の貯蔵庫には沢山のウイスキーの樽が貯蔵されています。

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↓ 長い年月貯蔵をする事でウイスキーの豊かな味わいを生むそうですが、ウイスキーは生き物であり、時間と共に徐々に減っていくそうです。写真左にある白(透明)・黄色・オレンジ色はウイスキーの熟成と減り具合を表しています。

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今回の見学では、厄介なおじさん集団、とは言っても4名集団の内1名が厄介なおじさん、その他、ごく普通の方々と15名程度で回りました。すると、この厄介なおじさん、工場到着時に既に酔っているのでは?と思うような方でガイドさんに色々と絡みます。揚句、折角説明をして下さっているのに、貯蔵庫内で携帯が鳴りました。「もしもーし」と出た後、暫く会話をされ、ガイドさんの案内は一切聞いていません。その間にガイドさんは、この樽には何リットルのウイスキーが入るのか、何本分になるのかといった事を話して下さっていました。すると、電話を切ったおじさん「これ、何リットル入る?」と質問。周辺に居らしたおばさま達が「ちゃんと聞いておけ!」と聞こえる様な声でおっしゃいました。おじさんは全然気になっていない様でしたが、「ただ無料で試飲したいがため」に来る様な下品な方と同じグループになってしまいました。みんなの冷たい視線、おじさんには届いていないかもしれませんが、中々厳しい物でした…。そして、最後に皆さんお待ちかねの試飲会場へ案内されました。この日、試飲出来たのはこちらの3種類でした。

 

↓ 『スーパーニッカ』

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↓ 『竹鶴 PURE MALT』

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↓  『アップルワイン』

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お酒を飲めない方、車の運転をする方、未成年者には、リンゴジュースとお茶のサービスがありました。私は、ウイスキーの香りは好きですが飲めないので、リンゴジュースを頂きました。旦那さんは、3種類全てを少しずつ楽しんでいました。お水や氷等も用意されており、好みの濃さにする事が出来ます。

 

↓ 他にも、有料の試飲コーナーもあります。ここでは、限定ウイスキー等、ちょっと高級な物が並べられているとの事です。

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↓ ウイスキーの他、工場限定のチョコレートを見つけ、折角なので買って来ました。ウイスキーボンボンの様な物では無く、小さな板チョコが6枚入っています。

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↓ 工場を後に、再度歩いて駅まで戻ります。工場周辺の木はどれも樹皮が黒いのですが、それはアルコール分を好む菌が沢山ついているからだそうです。確かに、蒸溜所独特(?)の香りが辺り一面漂っています。

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↓ 美味しいウイスキーは美しい水が必要、そう言われるだけあって近くを流れる川はとても美しいです。

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↓ 工場へ向かっている時には猛吹雪に襲われましたが、帰る頃には空は晴れ渡り、風も無く穏やかなお天気になりました。

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↓ 『JR仙山線作並駅』には、作並太郎さんと作並花子さんと言うこけしがお出迎えとお見送りをしてくれています。

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↓ 本来であれば、もう少し先の『山寺』迄足を伸ばし、「閑さや岩にしみ入る蝉の声」で有名な芭蕉の句の世界を味わってみたかったのですが、長い階段があると言う事で今回は諦める事にしました。また、いつか機会があると嬉しいなぁ~と思いつつ、帰る電車に乗り込みました。

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では、今回は『ニッカウヰスキー宮城峡蒸溜所』見学についてでしたが、仙台出張のシリーズも次回の〝駅弁〟のご紹介で終わりとする予定です。〝駅弁〟好きの方、どうぞお楽しみに!

 

今回はここまで。