仙台出張・松島と塩釜。

今回は、前回の仙台市内観光に続き、半日旅行で訪れた〝日本三景〟の一つ『松島』と『塩釜』について書いてみたいと思います。先ずは『松島』へ。仙台市内からは『石巻』迄を走る『JR仙石線』があります。『仙台駅』からも向かう事が出来るのですが、1駅離れた場所に『あおば通駅』と言う駅があり、その駅が『JR仙石線』の『石巻』方面行きの始発駅となっています。市内観光でお世話になった『るーぷる仙台』バスの運転手さんから「松島方面へ行くには、仙台駅からでは混雑するので、始発のあおば通駅から乗車すると良いですよ」と車内放送で教えて頂き、参考にしました。やはり、運転手さんの仰る通り!『あおば通駅』では比較的空いていた座席も『仙台駅』では、大混雑しました。電車に揺られる事、約40分。『松島』の最寄駅となる『松島海岸駅』に到着しました。

 

↓ 早速向かった場所は、松島湾を見渡せる海岸です。こちらには『日本三景碑』が建てられていました。久しぶりに晴れ、青空が広がっていました。

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↓ 空も海も真っ青です。少し風が強く、肌寒かったのですが、暑い方が苦手な旦那さんは少し位の寒さは気にせず「ちょうど良い!」と気持ち良さそうに海風に吹かれていました。

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↓ あちこち小さな島が浮かんでいます。その中のひとつには〝松島のシンボル〟とされる『五大堂』があります。

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↓ 『五大堂』のある島へ渡る為には、足元がスカスカの状態になった橋『すかし橋』を渡ります。とても頑丈な橋ではありますが、フラフラ歩いていると、ついうっかり足を踏み外してしまいそうです。

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↓ 『五大堂』は伝承によると807年(大同2年)に坂上田村麻呂が奥州遠征の際に毘沙門堂を建立したのが始まりとされ、現在の物は、伊達正宗によって再建されました。

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↓ 『五大堂』から見えるのは全長252メートルの朱塗りの橋で結ばれた『福浦島』です。

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海の景色を満喫した他、ちょっと珍しくて仙台らしい体験をして来ました。

 

↓ 名物『笹かまぼこ』の炭火を使った手焼き体験です。1本200円で真っ白な『笹かまぼこ』を購入し、炭火にてじっくりと焼き上げます。熱々の焼き立てを頬張ると、やはり出来立ての味を楽しむ事が出来ました。

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『松島』の景色と焼きたて『笹かまぼこ』を楽しんだ次はお店巡りです。いかにもお土産屋さん!といったお店だけでなく、ちょっとおしゃれなお店もありました。

 

↓ 『南部鉄器』の製品が並んでいます。フランスを中心に、ヨーロッパでも何故か大人気の『南部鉄器』ですが、やはり素敵です。

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↓ こけしのキーホルダーもじゃらじゃらと…。

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ここまでは、『松島』の海側でしたが、ここからは少し山側へ移動しました。とは言ってもほんの少しです。山側には、初代仙台藩主伊達正宗から第12藩主伊達斉邦迄のご位牌が安置されているお寺『瑞巌寺(ずいがんじ)』があります。

 

↓ 『瑞巌寺』へ向かう道には、石を切り出して作った(?)お墓らしき物が連なっていました。

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この『瑞巌寺』ですが残念ながら来月迄、本堂の大規模改修が行われていました。本来公開していない場所を特別公開されている様でしたが、今回は拝観を見送りました。その代りと言うのも変なのですが、横に位置する『円通院(えんつういん)』を見学させて頂きました。

 

↓ 『円通院』は伊達正宗の嫡孫光宗の菩提寺です。光宗は、文武両道に長じていたが為に、外様大名から名君を出したくない幕府により、毒殺されたと言われています。

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↓ 枯山水の庭園も美しいです。

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『円通院』の魅力は、美しい庭園だけではありません。『円通院』には、光宗の霊廟である『三慧殿』があり、そこには慶長遣欧使節団の支倉常長が西洋から持ち帰った『バラ』とフィレンツェを象徴する『スイセン』が描かれた厨子があります。

 

↓ ガラスが反射して見辛いのですが、向かって左側に『スイセン』、右側に『バラ』が描かれている事がお分かり頂けますでしょうか。

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↓ 厨子に『バラ』が描かれている事から、このお寺には沢山の『バラ』が植えられています。今の季節は葉っぱもお花もありませんが、見頃になれば美しい〝バラ園〟になる事、間違いなしだと思います。

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↓ 『バラ』にゆかりのあるお寺として『バラ寺』とも呼ばれる『円通院』ですが、立派な『臨済宗妙心寺派』のお寺でもあります。

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↓ 入る時には気が付かなかった縁結びのこけしの数々。

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↓ 『円通院』を最後に、『松島』観光を終えました。

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『松島』観光の後、仙台市内へ真っ直ぐ帰る事はせず、『本塩釜駅』にて途中下車をして『塩釜神社』にも立ち寄りました。

 

↓ 『本塩釜駅』から徒歩約15分で『塩釜神社』に到着です。『塩釜神社』は『塩釜』の文字の他、『塩竈』『塩竃』等々、色々な表記がありますが、正式には『鹽竈神社』だそうです。

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↓ お花と葉っぱが同じタイミングで楽しめる素敵な桜が咲いていました。

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↓ 『塩釜神社』から眺める『塩釜港』の景色です。

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仙台市内から『松島』『塩釜』へ向かう『仙石線』の車窓からは、東日本大震災の爪痕と復興の様子、どちらも目にしました。『松島』にあるお店の扉や柱の多くには「ここまで津波が来ました」と矢印や線が引かれていました。5年経った今も、復興に向けて力を注がれている方々に頭が下がる思いがしました。

 

今回は『松島』と『塩釜』への半日旅行でした。明日も、仙台出張について続きます。