観世会館にて狂言観賞。

今日は、『京都観世会館』にて、狂言観賞をしてきました。先月の事、京都市左京区から配られるお便りの様な物に〝「ほんまもん」の伝統文化を楽しもう~次世代を担う子どもたちと一緒に学ぶ狂言~〟と言う企画の募集が掲載されていました。どうやら、その記事によると、左京区内の小学校の児童と共に、一般の人々や外国からの留学生が『観世会館』にて、狂言師の方の説明と同時に、実際の演目を観賞出来るとあります。これは、行ってみたいなぁ~と思い、応募方法を見てみると、往復はがきを送ると、抽選結果が返って来るとあります。旦那さんに「狂言を見に行けるかもしれないけど、行ってみる?」と声を掛けてみました。すると、旦那さんも「行った事が無いから行ってみたい!」とカナリ乗り気です。自ら率先して往復はがきも買って来てくれました。応募後、しばらく待っていると、当選の案内が!!!そして、楽しみに待つ事、数週間、遂に今日を迎えました。

 

↓ 『京都観世会館』の外観です。

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↓ 能舞台も目の前です。

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『京都観世会館』での狂言観賞は旦那さんだけでなく、私も初めてです。ですが、私にとって『京都観世会館』と言う言葉、耳にタコ、それも両耳にタコが出来そうな位に馴染みのある言葉なのです。なぜなら、母方の祖母は、どこぞで薪能を観賞して以来、能と狂言にどっぷりハマり込んでいたのです。祖母は、ハマればとことん突き詰める人でした。時間と体力の許す限り、日本中の能楽堂を回って旅をする生活、更には「もっと知りたい」と思えば、大学に入って大学生になってみたり、関係のある講座を開講するカルチャースクールに通ってみたり…と、その行動力と探求心は、常に私たち家族を驚かせていました。1度出掛けて行くと、中々帰って来ない祖母に「おばあちゃん、いつ帰って来るの?」と聞けば、さも当たり前の様に「帰りたいと思った時に、帰ります~」と。「今度はどこへ行くの?」と聞けば、「飛行機は嫌いやから外国には行きません~」と自由過ぎる答え。そんな祖母に「お能狂言って何が面白いの?」は禁句でした。話し出せば、きりが無いのです…。そして今日、祖母がこよなく愛していた『京都観世会館』へ足を運び、実際に祖母が見ていたであろう舞台を目にしました。解説があり、一般的な流れでは無かったものの、本物の狂言を観賞し、今となってはその面白さも良く分かりました。今、祖母に「狂言、見て来たよ」と伝える事が出来るのであれば、きっと嬉しそうに「どーやった?面白かった?」とこちらが何が面白かったかを話す前に「お能狂言の面白さは…」と話が始まっていただろうなぁ~と思いを巡らせました。

 

↓ 今日は『柿山伏(かきやまぶし)』と『附子(ぶす)』でした。案内のリーフレットの裏表。

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旦那さんにとっても、狂言は面白かった様で、珍しく最後まで目をぱっちりと開いて見ていました。「また、機会があれば行ってみたいなぁ~」との事。「面白かったね!」と話しつつ『京都観世会館』を後にすると、旦那さんから「お茶しようよ」と提案され、「どこに行く~?」と悩み、ふと思い出しました!行きたいと思っていた場所があったのです。今年1月に『京都会館』からリニューアルオープンをした『ロームシアター京都』に隣接している『京都岡崎 蔦屋書店』です。

 

↓ 『京都岡崎 蔦屋書店』では、大型の書店であるだけでなく、カフェやレンタサイクル、トラベルインフォメーション等、色々な設備が揃っています。

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「そうだ!蔦屋に行こうよ」と、決めてからは『京都観世会館』より、テクテク歩きました。10分も掛からずに到着です。これまでにも、テレビや雑誌で、おしゃれな空間である事は何となく知っていたのですが、予想以上に過ごしやすく、便利な空間でした。特設スペースでは、小澤征爾さんの直筆の楽譜も展示されていました。旦那さんとも「また行こうね」と言いつつ、買って来た2冊の本、日本文化や京都の博物館を英語で紹介した本を持ちながら帰路につきました。この本は、夏に来日するフランス人のお友達を含む、外国からのお客さんをおもてなしする際に活用する本です。日本人の私たちも、日本の文化を知り、英語で説明出来なければならないので、日々勉強です…。

 

では、今日はここまで。