お猿に会いに植物園へ。

今日は、お猿さんを見に行きました。とは言っても、動物のお猿さんではありません。珍しいラン科植物のお猿さんです。ここ数日、ニュースやインターネット、新聞にて頻繁に取り上げられていた『ドラクラ・ギガス』ですが、まさかのまさか『京都府立植物園』で開花していたのです!今朝、テレビで「ドラクラ・ギガスが京都府立…」と紹介されている所を旦那さんが聞き、「京都で咲いてるって~」と教えてくれました。「うそ!インターネットで見たけど、気になったのに場所を見忘れていたわ!京都なら、行って来ようかな~」「だったら、僕も行きたい!」との流れから、旦那さんのお仕事が終わる午後、『京都府立植物園』にて待ち合わせをして見に行って来ました。

 

↓ 『ドラクラ・ギガス(別名モンキー・オーキッド)』です。本当にお猿さんに見えます!

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↓ 少し離れてみると分かりますが、予想以上に小さなお花です。花弁(?)の端からはしゅっと伸びた部分があります。

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この珍しい花は、ランの一種ですが、エクアドル北部~コロンビアにまたがる標高1700~2600mの高地に自生しているそうです。他にも、更にお猿さんらしい毛が生えた様に見える種類もあるそうですが、こちらでは、お猿さんらしい物は、この1種類だけでした。いつもはゆっくりと鑑賞出来る植物園も、今日は『ドラクラ・ギガス』目当てのお客さんでいっぱいでした。そして、この植物の名前の由来ですが、花姿が珍しく、ドラキュラ伯爵(吸血コウモリ)に因んでいるそうです。そのせいか、旦那さんはこれらの植物を「ドラキュラ」と言います。ずっと聞き間違かと思い、「ねぇ?ドラクラじゃないの?」と聞くと、「同じだよ!」と、さも当然の様な返事が返って来ました…。それにしても、お猿さんやらドラキュラやら名前の多い忙しい植物です。

 

↓ 多くの人が集まり、写真を撮ろうと並んでいたり割り込んで来たりする足元で、もう1種類のドラクラシリーズ『ドラクラ・ベラ』が咲いていました。

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お猿さんらしくはありませんが、可愛らしい物です。これらの植物、全て温室内にありました。では、ここからは、改めて温室で見られたお花のご紹介です。

 

↓ 温室の外観はこんな感じ。手前にある『鏡池』には、謎の装飾(?)〝琳派400年記念〟に関する作品が設置されていました。どこか関係あるのかは、イマイチ分かりませんが、夜にはライトアップが行われているそうです。

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↓ 『鏡池』は『スイレン』が見頃でした。水色系。

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↓ 黄色。

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↓ 紫色。

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↓ ピンク色。

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↓ 中に入ると、秋らしく涼しい外気温とは打って変わって、温かい空気に包まれます。シソ科の『ヒギリ』です。原産はインドです。

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↓ 旦那さんが「色が良い!」と気に入った『プリムリナ・アトログランデュロサ』です。イワタバコ科との事。ジャワ島やスマトラ島で見られるそうです。

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↓ 『フウリンブッソウゲ』だそうですが、〝風鈴〟に似ているからでしょうか?アオイ科タンザニアザンジバル島の植物だそうです。温室内の植物には、アオイ科の種類が多く見られました。

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↓ ジンチョウゲ科の『ファレリア』です。スマトラ島に咲いているそうです。言われてみれば、お花の形が日本の『ジンチョウゲ』に似ている気がします。

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↓ とっても繊細でフワフワしたお花、サガリバナ科の『サガリバナ』です。

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↓ 『サガリバナ』は、お花の盛りが過ぎると、そのまま落ちます。温室では、水盆に浮かべられていました。東南アジアや太平洋諸島の原産です。

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↓ 温室の最後辺りには、サボテンや高山植物の展示もあります。そんな中、とても可愛らしいお花を見つけました。『ウメバチソウ』です。

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こちらのお花は、日本でも見る事が出来ます。『ウメバチソウ』は、漢字で書くと『梅鉢草』です。家紋の梅鉢模様に因んで名付けられた植物であり、菅原道真の家紋としても有名です!

また、『バナナ』のコーナーでは、『ゾウ』と『オットセー』のフンから作られた堆肥が使用されているといった表示がなされていました。これは、『京都市動物園』と『京都水族館』との3園館連携事業の1つだそうですが、『オットセー』のフンには驚きました。『ゾウ』のフンは、紙に加工された物を見た事があったのですが…。それにしても、何故『オットセー』が選ばれたのかが気になりつつ、温室を後にしました。温室を出ると更に広大な面積の植物園が広がります。ついでに、散策も楽しんで来ました。夕日が差し込み、少し肌寒く感じる中、秋の植物を見つけました!

 

↓ 『ホトトギス』です。初夏から秋に掛けて開花します。定番のガラガラ模様の紫色の他、真っ白もありました。

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↓ 『クサギ』の実です。この植物は漢字で書くと『臭木』…。葉の部分を擦ると、独特の香りを発するからだそうですが、もう少しマシな名前をあげて欲しかったです。。。

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園内を歩いていると、『ススキ』や『ワレモコウ』、『コスモス』の花が秋の風に揺られていました。『ドラクラ・ギガス』目的で訪れましたが、色々な植物を楽しむ事が出来、充実した夕方となりました。

京都府立植物園』北山門近く(正門は北大路側)にある『京都府立陶板名画の庭』の入口では、ハロウィン用のかぼちゃが売られていました。

 

↓ 旦那さんはかぼちゃ嫌いにも関わらず「このかぼちゃって食べられるの?」と、嫌そうに聞いていました。飾り用のかぼちゃなので、食べません!

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今日は、これでおしまい。