ナンの謎に迫ってみる。

数日前の事、近所のアジア料理屋さんに行きました。日頃、夜ご飯を外食する事はあまり無いのですが、旦那さんのお仕事にまつわる会計や物品購入の用事が長引いた為に帰宅が遅くなり、旦那さんが「今日は外で食べよう?」と提案してくれました。優しいです!人混みが得意では無い旦那さんには、お仕事に行って貰い、私は1人で用事を済ませに出掛けたのですが、予定先の時間の都合から、あっちへフラフラこっちへフラフラしながら烏丸通祇園迄をほぼ往復する事になり、中々疲れました…。

 

↓ その日の夜ご飯として、アジア料理屋さんにてカレーを食べました。アジア料理屋さんと言っても、実質インド・ネパール料理屋さんです…。旦那さんは赤いカレーの海老カレー、私は黄色いカレーのチキンカレーです。

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↓ 他にも、タンドリーチキンも注文しました。

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これまでにも何度か訪れた事のあるお店ですが、今回も変わらず美味しく頂きました。旦那さんは、カレーが好きです。勿論、私も好きなのですが、私はカレー以上に『ナン』が好きなのです。強いて言うならば、カレーは3分の1でも構わないのですが、もちもち食感の『ナン』は必ず1人で1枚は食べきります!!!一口サイズにちぎりながら食べていると、ふと頭を過る事が…「ナンに塗ってある表面の油みたいな物は何だろう?ちょっと甘い…気になる!」と気になるスイッチが入りました。そして、調べた結果、その油の正体が分かりました!

それは、『ギー(ghee)』と呼ばれる油だったのです。『ギー』とは、インドを中心とした南アジアで古くから作られている食用油の一種です。インドでは『マカーン』と呼ばれる発酵無塩バターを煮詰め、水分や蛋白質を除き、乳脂肪だけにした。また、『ギー』最大の魅力は、水分や蛋白質と言った物がすべて取り除かれている事で、腐りにくくなり、平均気温の高い所でも常温保存が可能になる事だそうです。確かに、インドでバターを持ち歩けば、確実に得体の知れない物に変化する事、間違いありません!また、『ギー』は熱する事で、『メイラード反応』と言う、化学反応が起きて良い香りがするそうです。更に、『ギー』は食用だけでなく伝統医学のアーユルヴェーダにも活用されているそうです。

ここまでは、ちょっと独特で甘い香りのする『ナン』の油についてでしたが、『ナン』そのものについても少しだけ…。

『ナン』は、生地を『タンドゥール』と呼ばれる窯の内側に貼り付けて焼いた物ですが、本場インドでも、各家庭に『タンドゥール』があるわけでは無く、焼きたての『ナン』は贅沢品だそうです。特に、『ナン』は、精白した小麦粉を使用する為、設備面だけでは無く、材料面でも貴重であり、日常的には全粒粉を使用した生地を伸ばして焼くだけの『チャパティ』が用いられているそうです。それにしても、インド料理、中々謎が多く、奥が深い物です…。いつかは、インドやネパールで本場の『ナン』を食べてみたいと思います。

おっと、危ない!こんな事を書くと「インド、行く?」と旦那さんの声が聞こえて来そうです。しかも、数ヶ月。でも、大丈夫。旦那さんは暑さが苦手な上に、すぐにお腹を壊します。なので、きっと積極的に行こうとはしないはずです!!!一安心です…。

 

では、また。