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旦那さんの故郷・島根。

先週後半より、旦那さんの故郷へ行っていました。目的は、前半〝島根県松江市)〟が旦那さんのお仕事、後半〝鳥取県米子市)〟が里帰りでした。また、お仕事と書いてはいるものの、島根県松江市も旦那さんにとってゆかりのある街です。では、滞在中の様子を今回と次回、2度に分けてお届けします。島根編からご覧下さい。

 

↓ 先ず訪れるは、先日国宝になることが決まった『松江城』へ。

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お城全体の構えは東側を正面、天守全体は南向きとなっています。全国に現存する12天守の一つで、他との違いは唯一、天守内部に井戸があることです。籠城する際に必要な生活用水を確保していたそうです。内部については、階段が桐の板で作られています。これは、敵が攻めて来た時に手早く取り外せるようにといった工夫だそうです。また、石垣は「牛蒡積み(ごぼうづみ)」といわれる崩れにくい城石垣特有の技術が使われているそうです。確かに、かなりがっちりとした造りで、どちらかというと美しさよりも、機能性を重要視している様に見えます。その結果、お城全体の装備として実践的な設計を実現している様です。

 

↓ 木製鯱。

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 ↓ 鬼瓦。これらは、築城時の物で、昭和25年から約5年、当時のお金で5300万円を掛けて行われた天守の解体工事の際に外され、傷み具合から再使用できなかったものです。

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この度、国宝に指定される事に決まるまで、『松江城』は重要文化財でした。ですが、一度は国宝と呼ばれていた時期があります。昭和10年からの15年間です。当時、「国宝保存法に基づく国宝」として、指定されたのです。しかし、昭和25年に新しく文化財保護法の施行に伴い、天守重要文化財に指定され、名目上、国宝からの格下げとなりました。地元の人々の願いから、色々な取り組みを経て、この度、晴れて国宝になる事が決まったそうです。それらの強い願いは、城内の隅々まで磨き上げられた床板からも伝わってきます。

 

↓ 城内には、鎧兜などが展示されています。

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↓ 天守からの眺めでは『宍道湖』が見えます。気持ちの良い風が吹き抜けていきました。

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松江城』の北側には、『鎮守の森』と呼ばれる小道があります。ここを歩いていると…

 

↓ 『ヤナギマツタケ』が生えているのを見つけました。

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『鎮守の森』が続く場所には、『松江城山稲荷神社』があります。ここは、10年に1度の日本三大船神事の1つと言われる『ホーランエンヤ』で知られる場所です。また、「耳なし芳一」や「雪女」「ろくろ首」などの怪談を生んだ小泉八雲ラフカディオ・ハーン)がお散歩コースとして訪れ、お気に入りのお稲荷さん(キツネ)がある場所です。

 

↓ 『松江城山稲荷神社』です。

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↓ あちこちにキツネが置かれています。

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この辺りを歩いていた小泉八雲ですが、明治29年に日本国籍を取得して以来、小泉八雲と名乗り、松江の旧国名である出雲国にかかる枕詞「八雲たつ」にちなむそうです。余程松江がお気に入りだったのでしょう…。

 

↓ 市内には、記念館となっている『小泉八雲旧居(ヘルン旧居)』の他、いくつも関連個所があります。こちらは『カラコロ広場』の壁にある後姿。

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ここからは、堀端の周辺を観光です。『松江城』周辺をぐるりと回るには、歩いて回る他、可愛らしいバスの『レイクライン』、船で巡る『堀川遊覧』があります。ここ、松江には何度となく来ているはずなのに、旦那さんは『堀川遊覧』の船に乗った事が無いと言うので、乗ってみました。

 

↓ 1周50分、途中にいくつかある船着き場で乗り降りも出来ます。

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堀川を巡っていると、橋の下を何度も通過します。その中で、4箇所だけは全員でお辞儀をしなければなりません。なぜなら、船の天井が下がり、頭をあげて居られなくなるのです。船が出ると同時に全員で練習をする様に言われます。左右もぎりぎりの場所があります。「上手に入らなければ船が当たってしまいます」と船頭さんはおっしゃっていましたが、私の乗っていた右側、完全にガリガリガリ…ズルズルズル…と音を立てて接触し、当たっていました。車で言う接触事故です。。。

 

↓ お城の北側には『塩見縄手』という場所があります。ここは、お堀端の中で最も江戸時代の風情が残る通りです。また、『塩見縄手』の名前の由来は、松江藩老中「塩見小兵衛」の屋敷がある、細い一本道「縄手」から来ているそうです。こちらはその中の一軒で現在公開されている『武家屋敷』です。約280年前のものだそうです。

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↓ 名前はよく聞く『お歯黒』の道具は初めて見ました。

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↓ 炊事場です。

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街中を歩いていると、古い物と新しい物、色々な物を見つけました。

 

↓ 「antique」と書かれた看板だけが妙に新しいアンティークショップ。

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↓ 所狭しと食器類が…。古い物の買取りもしてくれる様な事が書かれています。

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↓ 島根県の名品を扱ったお店。『松江城大手前』にある『島根県物産観光館(島根ふるさと館)』とは違った少し新しい感じのお店です。海藻の「隠岐あらめ」やシジミ関連商品がありました。

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↓ その近くには、お団子屋さん『萌音』があります。島根県と言えば『おぜんざい』発祥の地。冷たいおぜんざいを頂きました。

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「おぜんざい」は出雲の神事『神在祭』で振る舞われた『神在餅』が訛り「ぜんざい」になったとされています。他にも、お坊さんの一休さんが「ぜんざい」を初めて食べた時にあまりの美味しさに「善哉」と叫んだ事から付けられたなど、諸説あるようですが…。「善哉」とは弟子を褒めるサンスクリット語関連の言葉です。

 

↓ 『松江城』から少し離れて南側、松江大橋北詰の近くにある『journy』は、ファブリック雑貨やフランスの古いボタン、ドイツのカフカリボンを扱うお店です。2階には、カフェもありました。今の所、私が知る限り松江で1番素敵なお店です。

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今回、他にも『カラコロ工房』にて、パワーストーンのブレスレットも作って来ました。前回は、飛び入り参加での和菓子作り体験でしたが、ちょっと趣向を変えて石選びからスタートするブレスレット作りです。私は、トルマリンローズクォーツ等の石が良いそうなので、これらのピンク系の石にオフホワイト系・グリーン系を足して作りました。お気に入りです。

松江には、今回は訪れていないおすすめスポットがまだまだあります。故郷にもかかわらず初めて松江観光をしたという旦那さんと一緒に次回、また色々な所へ行きたいと思います。

最後に!松江観光をされる方は、名所をぐるりと回ってくれる『レイクライン』の1日券や市バスと両方乗車できる共通2日券を購入される事をおすすめします。

 

↓ 『レイクライン』は便利です。停留所近くの名所もアナウンスしてくれます。1回乗車であれば大人200円、1日券が大人500円、共通2日券が大人1000円です。子ども料金はぞれぞれ半額。

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↓ 他にも色々な特典があります。各種入場料が団体割引になったり、「縁結びシート」なるものに出会えたりします。写真は「縁結びシート」のポケット。中に入っているカードを運転手さんに渡すと、素敵なプレゼントが貰えます。頂いた物は…秘密です。是非、探してみて下さい。

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前回、松江を観光した際には、ポケットは見つけたものの、中身がありませんでした。今回は運よく中身のカードを手に入れる事が出来、無事にプレゼントを頂いて来ました。

 

今日はここまで。

次回、鳥取編をお届けします。