日帰りルクセンブルク。

旦那さんが終日、お仕事を休めるとのことで、電車で〝日帰りルクセンブルク旅〟をして来ました。途中、ベルギーリエージュにも立ち寄りをしたので、1日でベネルクス達成です。ルクセンブルクは、正式にはルクセンブルク大公国と言います。東はドイツ、西と北はベルギー、南はフランスに接する場所に位置します。有名なものは〝金融業〟ですが、国内経済は世界トップレベルの豊かさを誇り、簡単に言うと世界で最もお金持ちの国民が住む場所、とも言えます。ですが、実際に訪れてみると、モナコやパリ等の様な煌びやかさは無く、落ち着いた街という印象を受けます。

 

↓ 古い物と新しい物が共存しています。私たちも、電車でこの高い橋を越えた様です。カーブをしているわけでは無いので、実際に走っている時には分かりませんでしたが、横から見ると高さに恐怖を感じます。

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↓ ルクセンブルク駅から旧市街へ向かって歩くと、最初に見えてくるのは『ノートルダム寺院』です。17世紀に出来たイエズス会の教会で、1935年~38年に再建された物です。

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↓ ステンドグラスが美しいです。いくつものパイプオルガンがあり、ちょうど演奏を聴くことが出来ました。

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↓ 更に中心部へ進むと、『大公宮』があり、真正面には人気のチョコレート屋さん『チョコレート・ハウス』があります。お昼ご飯を食べたばっかりだったので、旦那さんとチョコレートアイスを半分ずつ食べました。

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↓ 色々なチョコレートが販売されています。お店に入った瞬間、チョコレートの良い香りがします。

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↓ このお店の人気商品は、写真右側のスプーンが刺さったチョコレートです。温めたミルクにチョコレートの刺さったスプーンを浸けて、溶かしながら食べるホットチョコレートキットになっていて、何と30種類もあります。

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この『チョコレート・ハウス』の本当に目の前、道の反対側が『大公宮』です。衛兵さんは、チョコレート屋さんの目と鼻の先に立っておられます。

 

↓ 写真は、ちょうど、衛兵さんが1人から2人になった所です。

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『大公宮』の内部見学は、夏(7月中旬~8月下旬)しか出来ません。衛兵さんが2人になった後、交代でもするのかと思い、待っていたのですが、そのまま2人でした。時間帯によって人数が異なるのでしょうか。不思議です。また、『大公宮』ですが、以前は市庁舎だった場所なので、案外質素な外観です。『大公宮』を見た後、ポストカードを販売しているお店を探しました。

 

↓ 購入したポストカードと切手。切手が素敵です。

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正直、ポストカードについては、これと言って素敵な物がありませんでした。旦那さんと2人、「こっちかな?」「どれ?」「それよりは、こっち?」等と選びました。そして、「これが良いと思う!」と旦那さんが選んでくれたカードを持ってお店に入り、切手も扱っているとの事で併せて購入です。お店の前でそれぞれ書こうとポストカードに切手を貼った瞬間、旦那さんが「で、このポストカード、どこの?あ!騙された!」と言うのです。販売している場所には、ルクセンブルク旧市街のポストカード以外にも、ルクセンブルク大公国内の街やベルギー等の周辺国や都市の物が一緒に販売されていたのです。旦那さんが選んだもの、見事どこか分からない〝周辺地域〟の物でした…。

 

↓ お次は世界遺産の中心『ボックの砲台』です。砲台から見える景色の説明。

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↓ 世界遺産レリーフルクセンブルクでは「その古い街並みと要塞群」として1994年に世界遺産登録をされています。

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↓ 砲台への入口は地下にあります。

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↓ この辺りは、ルクセンブルク城が築かれた場所ですが、今となっては跡形もありません。要塞としての利点を兼ね備えた断崖からは、あちこち穴が開き、大砲の発射口があります。

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↓ 隣の穴から周辺を見ると、こんな感じで、でこぼこです。

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↓ 断崖絶壁からの眺めは素晴らしいです。

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↓ 眼下には、グルントと呼ばれる低地が広がります。

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↓ 石造りの砲台の隙間には植物が生え、良く見ると、ワイルドストロベリーが花や実をつけていました。何だか、良い事がありそうな予感です。

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地下要塞の部分は、真っ暗な場所や、すれ違うのが難しい程狭い場所もあります。とにかく広く、迷路のようになっています。旦那さんも「これが人の手による物だなんて…」と驚いていました。作り手は、18世紀のオーストリア兵士。恐るべき技術と忍耐です!

 

世界遺産『ボックの砲台』の次は、陶磁器メーカー『Villeroy & Boch(ビレロイ&ボッホ)』です。

 

↓ 元は、フランソワ・ボッホさんによって、フランスのロレーヌ地方に創業し、ルクセンブルクにも工場を設立しました、その後、ハプスブルク家の援助を受けて王室御用達窯となり、更にライバルであったビレロイ家と合併する事で『ビレロイ・ボッホ』となりました。現在の本社はドイツだそうです。

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↓ 『マイセン』『ロイヤルコペンハーゲン』と並ぶ世界三大陶磁器メーカーの一つです。また、製品はタイタニック号でも使用されていたそうです。

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↓ 〝デザイン ナイーフ〟のシリーズ。柔らかい色合いが可愛らしいです。

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まだまだ明るいのですが、少し早い目の夜ご飯の時間になりました。早い時間に食べると、小腹が空いてしまいますが、追加は後で食べるとして、気になっていたスープのお店に行きました。

 

↓ 『à la Soupe(ア・ラ・スープ)』です。旬の野菜のスープが人気のお店です。お店の外には大きなスプーンが1つ、店内には複数スプーンが飾られていました。

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↓ 注文ごとに温めてくれます。持ち帰りも出来るそうです。

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↓ パンと今日のスープのセット。スープは週替わりの他、いくつかあります。旦那さんはリンゴジュースとサンドイッチを追加、私は牛乳を追加しました。「え?牛乳?」と言う感じですが、ご丁寧に〝オーガニック〟と書いてあったので、つい選んでしまいました。

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日帰りとあって、そろそろ帰らなくてはなりません。いつまでも明るいので、きちんと時間を気にしておかなければ、電車が出てしまいます。楽しい時間は、すぐに過ぎてしまうので、要注意です!

 

↓ 最後に訪れた『アドルフ橋』です。雄大な姿との事ですが、残念な事に工事中でした。ですが、足場を見ただけで、何となく「凄い!」と言う事は分かります。

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ルクセンブルク駅より、リエージュでの乗り継ぎ時間を含め、片道約4時間です。その間、とても美しい山や丘、平原を走り続けます。旦那さんは、外を眺めては、「絶対、この路線は“世界の車窓から”で放送されているはず!」と景色の良さを楽しみ、「ここでしばらくゆっくりしたいな~」と言いながら、ルクセンブルクの本屋さんで買ったお気に入りの本をペラペラと捲っていました。

 

↓ 乗り継ぎで立ち寄った『リエージュ・ギーメン駅』の駅舎。近代的な建築です。駅はフランス語圏、ベルギー。売店でもどこでもフランス語です。ルクセンブルクは色々な言語が入り乱れていますが、オランダのオランダ語と違って聞きなれた言葉です。

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↓ 電車も時刻表通りの運行でとても快適でした。21:13、マーストリヒト駅へ戻ってきました。

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とても長い内容になってしまいましたが、最後までお付き合い頂き、ありがとうございました。

ルクセンブルク旅行から日付も変わり、旦那さんは今日は終日お仕事。私は、今からホワイトアスパラガスを買いに行って来ます。旦那さんから、「毎日食べたい!」と言われているので、マルシェかスーパーで探して来ます。探し物と言えば…オランダは、お土産になりそうな物が本当にありません…。まだまだ時間はありますが、帰国までに見つかるかな~?と言う感じです。

 

では、また。