お魚さんのご紹介です。

前回の更新から、随分時間が過ぎてしまいました。

ここ最近、旦那さんが体調を崩し、結局2週間程の間、良くなったり悪くなったりを繰り返していました。その為、昨日までの3連休も珍しく家で過ごしました。途中、少し良くなると「お天気だ…外に出たいなぁ~」と言って旦那さんは、密かにアピールをしていましたが、外に出ると一気に体力を消耗していたので、「そうだね~。お医者さんが治りましたって言ってくれたらね」と言い続け、ずっと在宅でした。すると、旦那さんの外に出たい欲求も高まった先日、ベランダに椅子を出して本を読んでいました。体調が悪かった間、珍しく本にもパソコンにも触れずに過ごしていたので元気になった証拠だなぁ~と思い見守りました。そして、今朝、耳鼻科にて「良くなりました。薬も必要ありません」と言っていただいたそうで、ご機嫌で帰って来ました。

今回は、元気になるのに時間が掛かりましたが、もう大丈夫です!ご心配いただいた皆様、ありがとうございました。中には、「デング熱では?」という全く関係のない症状の病気では?とお見舞いメールを下さった方もいらっしゃいますが、違いましたので、加えてご安心ください!!!

 

さて、今日の内容ですが、タイトルの通り、一緒に生活をしている〝お魚さん〟をご紹介します。一般的に、「お魚を飼っています」とお話をすると大抵の方は「熱帯魚?」と聞かれます。が、しかし!私たちがそのような一般的なお魚さんを飼っているはずがないのです。少々地味ではありますが、日本らしく中々の輝き、しかも鈍い輝きを放つ渋いお魚さん、一部の方に“日淡”と呼ばれているお魚さん、そうです!〝日本産淡水魚〟を飼っているのです。

 

↓ こちら。近所の川で掬ったお魚さんです。いろいろな種類をが混泳し、本来の川に近い状態です。ここには写っていませんが、水草も日本のものです。

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しかし、よく見ると問題が…!その問題のお魚さんは「バラタナゴ」です。写真中央左寄りの体の幅が広い種類ですが、うちに来た時には、まだ生まれたての1cm程でした。菱形ともダイヤ形とも言える形で「このお魚は何だろう?」と言いつつ、旦那さんと大切に育てました。食欲も旺盛で他の大きなお魚さんに負けずモリモリと食べ、やがて3cm程に成長しました。すると、何となく『ニッポンバラタナゴ』らしき雰囲気になってきました。図鑑を見ては「これ、貴重なニッポンバラタナゴかもね!」と大喜びしていました。さらに成長し、5cm程になった頃、何だか嫌な予感です。ヒレに白い線が入って来たのです。なぜ嫌な予感かと言うと…〝ヒレに白い線〟は外来種『タイリクバラタナゴ』の特徴なのです!ここで2人揃って大きな衝撃を受けました…。日淡の水槽を作って来たにも関わらず、自分たちで外来魚を採集して来てしまったのです。残念。ですが、招き入れた以上、今も他のお魚さんと同じように大切にしています…。

『ニッポンバラタナゴ』ですが、絶滅危惧に相当し、関西では京都府滋賀県で絶滅が報告されているそうです。ということは、そんな簡単に出会えるお魚さんでは無かった上に、万が一出会えても採集してはならないお魚さんだったということでした…。ただ、難しいのは、“外来種”の定義が明確ではないので、いつ以降「やって来た」もしくは「移入された」ものを外来種としたら良いのかが謎ではあります。

 

↓ 1番左は『タイリクバラタナゴ』、他は『カワムツ』と『ヌマムツ』が写っています。この『カワムツ』と『ヌマムツ』もちょっとややこしいのです…。

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カワムツ』と『ヌマムツ』ですが、2000年頃までは同じ種類とされてきました。しかし、鱗の数やヒレの形と色などの微妙な違い、交雑することの無いといった点から、以前〝カワムツA型〟とされていたものが『ヌマムツ』となり、〝カワムツB型〟とされていたものが『カワムツ』とされたそうです。単純に色の違いなどでは見分けることが難しい程、酷似しています。

これまでにも、いろいろな種類のお魚さんを飼育していますが、『ヨシノボリ』や『ムギツク』、『カマツカ』などを抑え、旦那さんが今最もお気に入りのお魚さんを2種類ご紹介します。それらは水槽の底が大好きです。

 

↓ 『ドンコ』です。大きな口で周囲の動くもの、何でも食べてしまいます。日頃は動くものを目で追う程度で基本はじっとしているのですが、どうもカメラが好きなようで、カメラを向けると近付いてきました。

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↓ カメラに反応し、大あくびのように口をパクパクして見せてくれました。威嚇しているのでしょうか?でも、ずっとカメラを追ってついてきました。

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↓ お次は、『シマドジョウ』です。本当に糸のような細さで1cm程の幼魚の頃から育てました。ちょっと照れ屋さんで中々前には出て来てくれません。

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↓ こ~んな顔をしています。ヒゲがチャームポイントの美人さんです!

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今日は、一緒に生活をしているお魚さん達をご紹介しました。

ちなみに、お魚さんの正式な名前にも注目してみるとカナリ面白いことが分かります。『ヌマムツ』は〝沼鯥:Nipponocypris sieboldii〟で前半は日本のコイの仲間という意味のカワムツ属を表し、後半はシーボルトへの献名です。シーボルトは他にも植物の『サクラソウ』や日本最大のトンボ『オニヤンマ』にも献名されています。

カワムツ』や『ヌマムツ』も同じ〝属〟ですが、その代表でもある『オイカワ』が可哀相な名前を貰っています。〝追河:Zacco platypus〟と言い、前半の“Zacco”は雑魚(ざこ)が由来となっています。残念な意味を堂々と名前に付けられた『オイカワ』がちょと可哀相です…。今度、川で見つけた時にはちょっと優しく対応しようかと思ってしまいます…。

 

では、本日はここまで。