台湾出張に同行・前編。

前回の「ムーミンとゲゲゲの旅」以降、更新が滞っておりましたが、その間、旦那さんの台湾出張に同行してきました。

旦那さんは中学校の修学旅行以来、私は両親との家族旅行以来とそれぞれ2回目でした。ですが、月日の経過と共に台湾でも多くのことが変化し、そして、同時に今も受け継がれていました。

では、台湾出張については前編と後編の2度に分けてお届けします。相変わらず珍道中な2人の旅のようすをどうぞご覧ください。

 

↓ 今回は、LCC(格安航空会社)の『Peach』を利用しました。名前の通り、往復で2万円と格安でした。ちなみに台湾では〝楽桃航空〟と表記されます。一時は多くの便が運航中止を発表されましたが、台湾路線には影響がありませんでした。

f:id:kuksa:20140629182549j:plain

 

飛行機写真からの掲載で、一見普通に出発できた…かのように見えますが、ここに到達するためにもいくつかの問題が発生しました。自宅から関空まではMKタクシーを利用するのですが、HPでは早朝のLCCにも対応できているように表記されていましたが、じっくり見てみるとチェックインのクローズ時刻ギリギリの空港到着でも良ければ…といった感じになっています。万が一、渋滞などに巻き込まれてしまうと、たちまち間に合いません。

ということで…

 

↓ 前日から関空近くのホテル『スターゲイトホテル関西エアポートホテル(旧全日空ゲートタワー)』に宿泊をして出国に備えました。夜景がウリのホテルです。曇天でしたが、少しは見ることができました。44階からの眺め。

f:id:kuksa:20140629183428j:plain

 

話を台湾に戻して…台湾到着後、現地でお世話になった方に予約をしていただいていたホステルにタクシーにて向かいました。また、空港ではややこしい客引きタクシー運転手に絡まれつつ、正規のタクシー会社にお願いしました。

そして、タクシーに揺られ、しばらくすると運転手さんは「住所はここだけど無い」と困りはじめ、結局、タクシーを置いて周辺の一般市民や別のタクシー運転手の方に声を掛け、あちこち聞き込みを始めてしまいました。ちょっと不安になりつつも見守っていると「ここだ!」と入った場所は「ここではありません」と言われ…を繰り返し、やっと到着しました。すると、受付の方も感じの良い方で「どうぞ~」と入れてくれたのですが、エントランスがこんな感じなのです。

 

↓ 靴、靴、靴…。そして、部屋は6人程度の相部屋。どうみても、学生寮です。

f:id:kuksa:20140629184631j:plain

 

驚くほどお安い値段だったとはいえ、部屋からは男女両方の声も聞こえてくるし、どうしようかな?と戸惑っていると、今度は「予約が無いんだけど、誰の名前で予約した?」と聞かれました。「え?」と更に戸惑いましたが、実はここも違ったのです。タクシー運転手さんも頑張ってくれていたので、腹立たしい気持ちはこれっぽっちもありませんでしたが、とにかく「宿はどこ?」という問題が解決できず、どうしようもありません。すると、そちらの方が「正しいホテルまで案内するよ」と親切にも連れて行ってくださいました。が、しかし…。どうみても廃墟…。周辺と比べても「ここは建物としての存続が危ぶまれる状況では?」といったところに到着しました。チェックインなどできるはずもなく、困っているとその方は、「自分たちのところで荷物を預かってあげよう、その後予定していた訪問先へ向かう電車の駅にも案内してあげよう」と申し出てくれました。もう、とにかく感謝、感謝です。

そして、後程判明しましたが、この案内された廃墟風の場所も間違っており、実際に宿泊したホステルは快適そのもので、とても良いところでした。

 

旦那さんの訪問先の方々とお昼ご飯、夜ご飯をご一緒させていただきました。

 

↓ 昼食は『紫藤蘆』にて。鶏とネギのスープが美味しかったです。

f:id:kuksa:20140629212624j:plain

 

お仕事のある旦那さんとは、この後、正しいホステルに案内してもらって別行動。ここからは、私の時間です。といっても、台湾滞在の後半、旦那さんと一緒に過ごすときに向けた下見とお土産購入の時間です。…と、思っていたら、急な大雨を受け、滝修行のような状態に。。。早々に諦めて、旦那さんの愛飲(?)必需品(?)であるポカリスエット(粉末)用のお水を買って戻りました。

 

↓ 公園や木のあるところにはこんな鳥がたくさんいました。『タイワンシロガシラ』というそうです。

f:id:kuksa:20140629213211j:plain

 

夕方には旦那さんとお世話になった方がお迎えに来てくださり、酒造工場跡地をリノベーションしたアート&カルチャーの発信地『華山1914文創園區』にある『青葉新樂園』にて夜ご飯をご馳走していただきました。

 

↓ 『青葉新樂園』は老舗台湾料理店『青葉』のビュッフェスタイルレストランです。雰囲気が良く、いろいろな台湾料理を楽しむことができて、お腹いっぱいになり、楽しい時間を過ごさせていただきました。茹で蟹。

f:id:kuksa:20140629215221j:plain

 

↓ 注文してから作って貰えるエリアもありました。牡蠣のお好み焼き、蒸し物、麺類のエリア。ここの焼き芋は日本に無いねっとりとした食感と甘みで美味しかったです。

f:id:kuksa:20140629220442j:plain

 

まだ、始まっていませんでしたが、近日中に〝ONE PIECE〟の展示もあるようです。 

2日目は、朝ご飯を食べたのち、旦那さんはお仕事、私は昨日の仕切り直しで下見とお土産探しに出掛けました。

 

↓ 朝ご飯はこの木の近くでホットサンドを買いました。屋根を突き破る木。木の力強さを感じると共に、そんなことを気にもしない台湾の方々の大らかさに驚きます。

f:id:kuksa:20140629221258j:plain

 

先ずは、最寄りの駅を目指します。どんな場所へもぐいぐい進みます。旦那さんが一緒でなくても歩みはとめません。。

 

↓ 市場のような通り。何だか妙な香りが充満していました。それもそのはず、豚さんのありとあらゆる部分が売られ、顔までも吊ってあります。

f:id:kuksa:20140629222137j:plain

 

↓ お豆腐屋さんでは、見たことも無いようなお豆腐らしきものや厚揚げのようなものが売られていました。ここでは、豚さんのお店以上の想像を絶する香りがしていました。

f:id:kuksa:20140629222334j:plain

 

玉子屋さん(?)では、ピータンのようなものを試食に下さるのですが、一部がピンク色と蛍光の黄緑色だったのでどうも苦手な気がして丁寧にお断りしました。

こんなちょっとディープな市場を通過すると、すぐそばには近代的なMRTと呼ばれる地下鉄の駅があります。

そうこうしていると、台北の中央駅にあたる「台北車站」に到着です。ここにある観光案内所では、パスポートを提示すると駅などで自由に使える無料の〝WI-FI〟IDを作ってくれます。これで、別行動をしている旦那さんとも連絡がとれるようになり、実家とはSkype迄できてしまいました。

 

↓ 駅の観光案内所の横にある切符売り場。

f:id:kuksa:20140629223014j:plain

 

次に、気になっていた自然派コスメ『阿原』というお店に行きました。このお店、ガイドブックには駅にあるお店の住所しかでていなかったのですが、あちこちにあります。しかも、空港では免税価格な上に複数買えば1個プレゼントのおまけつきです。分かりにくい場所を探す必要もなかったと思うと余分な疲れがでました。

 

↓ 『阿原』はどこの店舗もとても感じの良いお店です。

f:id:kuksa:20140629223437j:plain

 

石鹸は、現在のレートで1つ100g、900円程度です。決して安くはありませんが、日本では石鹸にしないような植物を使った物があります。〝ひっつきむし〟と言われる衣服に付く植物の〝ヌスビトハギ〟を使った物は初めて見ました。今回は、定番の〝ヨモギ〟と〝ハト麦&緑豆〟を買いました。

他に、同じように自然派のお店で全アイテムに生姜を使った商品を展開している『薑心比心』というお店も良かったです。お店の名前の〝薑〟は、〝はじかみ〟と読みます。生姜の古い呼び方です。

 

その後に向かった場所は、胡麻油屋さん『林記順發』です。ここは、伝統的圧搾法をで手作りしている純正オイル屋さんで、白や黒の胡麻油、ピーナッツ油などがあります。

 

↓ おしゃれな店構えで、男性の店長さんと日本語のできる若い女性がいらっしゃいます。

f:id:kuksa:20140629224904j:plain

 

胡麻油は使途によって違うそうで、炒めものであれば熱に強い黒胡麻油がおすすめだと教えてくれました。お店のオリジナルのピーナッツのお菓子も美味しく、お土産は、ほとんどここで揃えてしまいました。また、売られているお菓子のピーナッツは日本では見ない薄皮が真っ黒のピーナッツでした。お店の方々とたっぷり話し込んでからお店を後にし、更に数メートル離れた有名店『林田桶店』へと向かいました。

以前、台湾を訪問した際に、こちらの蒸籠を買って帰り、重宝していました。そして今回、もう一回り大きいものを希望していた母へのお土産を買いに足を運んだのです。すると…以前いらした方は数年前に亡くなり、息子さんが店番をしていました。亡くなられたお父さんは日本でも有名な方でした。そして、「蒸籠を買いたいのですが…」と声を掛けると「これ、中国です。安いですよ」と中国製をおすすめされ、「台湾製のこちらで作られたものが欲しいのですが」と返事をすると「ちょうどいい大きさ無い」と言われる始末。しばらく考えましたが、結局買わずに去ってしまいました。

 

↓ 『林田桶店』の外観。以前に比べ商品の数が少なくなりました。前は道にはみ出るくらいに店先いっぱいに並べてあったのですが…。

f:id:kuksa:20140629230806j:plain

 

最終日、旦那さんを連れてもう一度足を運びました。物言いのストレートな旦那さんがちょっと粗悪になってしまった蒸籠の裏面を見て、「壊れてる」と言うと明らかに雑に作った部分を「自然、自然」とこたえられていました。更に、どう見ても熱心に作業をされている感じではないところを突いて「作るのに時間かかりますか?」と聞き、「1週間に20~30個以上」との返事。旦那さんは「こりゃ、ダメだ」と言い、聞かなくても分かることを確認し、納得していました。技術が継承されていないのか、外国産のものが売られており、とても残念な気持ちになりました。

 

一度、ホステルに戻り、旦那さんの帰宅を待ちました。

ここまでは、旦那さんとの台湾への移動と私の単独行動を中心に書いてみました。後編では、市内観光や九份でのようすをお届けしたいと思います。特に、美味しそうな写真や美しい景色を選ぶ予定です。

 

では、長くなりましたが、前編を終わります。