大原で草木染めを体験。

今日は草木染め体験に行って来ました。

草木染めでは、春夏秋冬に応じた植物を使って色々な物を染めます。今日は「春」の桜染めにぎりぎり間に合い、桜染めと藍染めを楽しんで来ました。今回はそのご紹介です。

京都バスにて、大原女や朝市で有名な『大原』に向かいました。訪れた場所は『草木染体験工房』というお店です。こちらでは、草木染め体験と既に染められた作品の販売がなされています。今回受付などをしてくださったのはお母様、実際に染物指導をして下さったのは娘さんでした。お二方とも、とても親切で感じの良い方でした。

 

↓ 『草木染体験工房』の外観。

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初めに、どの素材の何に染めるのかを決めます。既に染められた作品があるのでイメージもしやすく、迷いつつもすぐに決めることができました。旦那さんと私、それぞれが桜染め用に〝麻のストール〟を選び、更に旦那さんは藍染め用に〝Tシャツ〟お願いしました。

 

↓ 工房に移動し、いろいろな染料が用意されたところで、材料と色のもとになっている植物について説明を受けました。今日はピンク色の桜、紫のログウッド、複数の植物で作られたグレー、藍色の藍がありました。ログウッドはアカミノキとも言われるようで、この植物はメキシコ産と書いてありました。

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↓ 麻のストールを濡らし、染料、ミョウバン液、染料…を繰り返します。好みの濃さになった時点で終了です。染料はゴム手袋をしてやっと触れる程度の温度です。

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お店の外の物干し竿にしばらく干した後、アイロンを掛けて完成です。

 

↓ 旦那さんは藍染めにも挑戦しました。Tシャツを漬け、絞った時点では真緑です。それを空気にさらすと色がどんどん青く変色し、素敵な藍色になりました。これは、藍の染料が入った桶です。藍染めでは、ミョウバン液も使わず、常温の染料で染めていました。

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そして、藍染めをしていた旦那さんですが、ハプニング発生です。

模様をつけるために、洗濯バサミや竹、紐を使って染め残しを作ります。そうすることで、絞り模様を入れるのですが、結んでいた紐がゆ~るゆる。結局、とれてしまい、真っ白と藍のはっきりとした濃淡のはずが、ぼんやり模様。更には変なところに染め残しができ、「BCGみたい!」と大喜び。私と工房の方が、意味も分からず、ぽか~んとしていると、「できた模様がBCGの予防注射の跡でしょ?」と。工房の方も、藍染めの模様をBCGに例えた人には初めて出会ったことと思います。大笑いされていました。

散々喜んでいたのですが、しげしげと眺めてみて「これ、着れないかも。何とかして…」と。仕方がないので再度、私がキュキュっと締め上げて追加で染め直しました。その結果、本来とは違った、うっすらとした藍色と濃い藍色の模様になりました。旦那さんは「失敗は成功のうち~」と謎の名言(迷言?)を残して完成としていました。

 

↓ 自宅に持ち帰ってきた作品です。

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工房では、伺った際と完成後に、お茶まで用意してくださいました。他の季節には、どんな植物で何色に染められるのかなど、楽しいお話も聞かせていただきました。葡萄染めの他、葛を使って染める葛染めにとても興味が湧きました。葛染めでは、草木染めでは珍しい〝緑色〟に染めることができるそうです。また伺おうと思います!

 

↓ 工房を後にし、大原を散策しました。良い景色です。

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↓ なんとなく歩いていると…今日も見つけました!やはり、私は何かしら見つけます。野草の『ノビル』です。

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有川浩さんの小説『植物図鑑』にも登場する野草で、私もまだ食べたことの無いものでした。畦道にて収穫して帰りました。根っこがシャキシャキでパスタにしていただきました。

 

↓ バス待ちをしつつ、近くの『里の駅・大原』にて〝芝漬け入りの巻き寿司〟を買って食べました。

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バスに揺られ、帰宅の途につきました。今日も相変わらず、穏やかで楽しい1日となりました。

では、また。